ここでいう「冬」とはクリスマスのことを指しているのでしょう。

クリスマスデートをするために、恋人と待ち合わせる幸せそうな人たち。

そんな人たちが増えてきて「ああ、クリスマスがやってきたんだな」と主人公はしみじみ感じているようです。

「少し早い冬」といっているので、恐らく12月24日や25日といったクリスマス当日よりも少し早い日にちなのでしょう。

12月初旬~中旬くらいにかけての独特な温かい雰囲気がとても伝わってくる歌詞ですね。

大切な恋人

(※)大切な人だからずっと変わらないでわらっていて
大好きな人だからずっと君だけを抱きしめて…

出典: 12月のLove song/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C

サビでは、主人公の「恋人に対する想い」が描かれています。

主人公にとって、この恋人はとても大切で大好きな人。

恋人が幸せそうに笑っているのを見るのが、この主人公にとって最も嬉しいことなのでしょう。

だからこそ、今のまま変わらずにこの関係を続けたいと思っているのです。

主人公は他の女性には興味がなく、一生この恋人と一緒に生きていきたいと考えています。

「君だけを抱きしめて…」という言葉には、そのような想いが込められているような感じがします。

2番~ラストの歌詞

美しいショーウインドウに見とれるカップル

Show-windowを見つめながら
肩を寄せ合う二人が通りすぎる

出典: 12月のLove song/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C

クリスマスといえば、クリスマスツリーや綺麗なオーナメントでショーウインドウが飾られます。

ショーウインドウを眺めながら街を歩くだけで、ロマンチックな気分に浸れる人も多いのではないでしょうか。

ショーウインドウに見とれているカップルを横目に、主人公もクリスマスの雰囲気を楽しんでいるようです。

寒さだって平気!

君のことを待ちながら
白い吐息に想いをのせる

出典: 12月のLove song/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C

「君」とは、主人公の恋人を指しています。

ここでようやく「主人公は恋人と待ち合わせるために街にきた」ということがハッキリと判明しましたね。

外は息が白くなるほど、寒くなっています。

何も目的がなく、寒い中で待機し続けるのは辛いです。

しかし、大好きな恋人を待っている主人公にとって、このくらいの寒さは全く平気なのでしょう。

それどころか、この寒さを「ロマンチックな雰囲気に一役買ってくれている」と捉えているようにも思えてきます。

「白い吐息に想いをのせる」という言葉から"ワクワク感"のようなポジティブな気持ちが伝わってきますね。

粉雪が降ってきた

見上げた空に粉雪が舞い降りて
いたずらに二人の距離をそっと近づける

出典: 12月のLove song/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C

恋人と再会した主人公。

さっそくクリスマスデートをスタートする二人のもとに、ふわふわと粉雪が降ってきました。

まさにグッドタイミングですね!

まるで主人公と恋人の関係がさらに親密になるように、粉雪が応援してくれているような錯覚さえします。

こんなタイミングで雪が降ってきて、恋人との関係がさらに仲良くなったら、寒さを嬉しく感じしまうかも!?

「寒いから」「雪が降ってきたから」という理由を持ち出して手を繋いだり、ハグしたりできますからね。

寒い冬だからこそ起こりうる「自然のいたずら」といえるでしょう。

主人公が恋人にささやいた内容とは?

静かな夜に耳元でささやいた
あの言葉をもう一度そっとつぶやいた

(※2回くりかえし)

いつまでも抱きしめて…
いつまでも抱きしめて…
君だけを抱きしめて…

出典: 12月のLove song/作詞:Gackt.C 作曲:Gackt.C

粉雪が振る中、主人公は恋人に何かの言葉をささやきました。

どのような言葉なのか詳細は不明ですが、きっと恋人がときめくような愛の言葉なのだと推測できます。

最高にロマンチックな雰囲気の中で、とびきりの愛の言葉を伝えた主人公。

きっとこの恋人も、主人公のことがさらに好きになったのではないでしょうか。

歌の最後では「君だけを抱きしめて…」という言葉が再び登場します。

最後まで恋人への愛を歌い続けているのが、とてもロマンチックですね。