2行目の扉という言葉が表しているのは「夢」に到着するための最後の難関のことでしょうか。
もしくは自分に対しての心のブレーキかもしれません。
目標を達成するために、苦しんだり泣いたりすることを決心しているつもりでもどこかで二の足を踏んでいる。
そんな状態も、思い浮かぶ表現です。
4行目において、主人公にとって自分の気持ちを解き放つものは「音楽」であるといっています。
その横にある丸括弧の中で記されているのは「キズナ」という言葉。
これも無視することはできません。
この2つの言葉から分かるのは、主人公にとって「音楽」には「仲間との絆」が欠かせないということです。
彼女にとって、絆が自分の歌を世界に届けるために必要不可欠であると考えているのでしょう。
それはこの楽曲の歌詞の冒頭にもあった「キミ」などの同じ目標に向かう仲間たちの存在。
自分1人では成し得ないことでも、きっと仲間がいれば成し遂げられると考えているのでしょう。
仲間たちとのかけがえのない時間
キラキラだとか夢だとか 希望だとかドキドキだとかで
この世界は まわり続けている!
昨日は今日になって 明日になって 未来になって 永遠になってた
これ以上は 時よ進まないで!
手をあわせ 肩よせあって (いつも)ステキに Girls! Girls!
夢を奏でよう♪ (キミの)大好きなこの場所で♪ Sing Girls♪
出典: キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~/作詞:中村航 作曲:藤永龍太郎 (Elements Garden)
主人公の世界を作り上げているものは、前向きな感情たち。
3行目の永遠という言葉からは、「夢」が自分自身にとっての生きがいとなっていることが伝わってきます。
4行目の言葉からは今この瞬間が主人公にとってかけがえのないものであると思っていることが分かる表現です。
まだ道半ばであるにも関わらず、仲間たちと「夢」に向かって進んでいる今の時間が愛おしいのでしょう。
5〜6行目からは、そんな仲間たちと一緒にいるこの場所が好きでたまらないという想いも伝わってきます。
この楽曲で作詞者である中村航は、希望が世界を彩る様子を描いているのでしょう。
若く無鉄砲である少女たちだからこそ自分の可能性を信じ、前に進み続けることができる。
そしてその年代だからこそ同じ「夢」を共有し、同じ道を見据えることができるのでしょう。
思春期の持つ将来への希望に満ちた感覚を歌詞に落とし込んだ、元気の出る1曲。
大人になって忘れてしまったような感覚を私たちに思い出させてくれる詞の世界観。
仲間と「夢」を追い求めることへの喜びが伝わってくる楽曲でした。
まとめ
今回はPoppin'Partyの「キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜」をご紹介しました。
歌詞に溢れる希望や「夢」というポジティヴな言葉たち。
しかしそれだけではなく、自身の苦悩や挫折への向き合い方も描かれていました。
この楽曲を聴くことで、私たちも日々を前向きに過ごすことができるようになるのではないでしょうか。
記事の最後にOTOKAKEに掲載されているおすすめの記事を紹介いたしましょう。
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この機会に是非ご覧になってみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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