命がある限り消えない夢
[音也]小さな灯火で
[真斗]どんなに弱くとも
[那月]大切にぐっと
[トキヤ]守りきるんだ
[セシル]雨にも負けやしない
[翔]風にも負けやしない
[レン]夢への種火は
[ALL]未来への聖火だ
出典: ウルトラブラスト/作詞:上松範康 作曲:藤田淳平
何か目標を持ったら、終着点である「叶う/叶わない」ばかりを考えてしまいがちです。
しかし大切なことは、目標を見失わず、その火を消さないことなのでしょう。
今すぐに叶わなくても、そこで諦めずにずっと火を守り続けるのです。
そのうち火は炎となって燃え上がるかもしれませんし、ST☆RISHのように沢山の火が集まって炎となるかもしれません。
小さな火が「聖火」だと歌っていますが、これはどういうことでしょうか。
聖火は採火されてからリレー形式で運ばれます。
つまり、1人で未来に繋ぐことはできないのだと歌っているのです。
また、前のセクションで「明日の太陽」という言葉がでてきました。
聖火は太陽の光と凹面鏡を利用して採火されます。
胸の中の灯火が太陽となるのであれば、それを利用して新たな夢の灯火が灯るのではないでしょうか。
[ALL]ずっと・・・君と
[音也・トキヤ]走り抜けたい
[ALL]ずっと・・・君と
[真斗・レン]寄り添い合い
[ALL]永遠-とわ-に・・・君を
[那月・翔]抱きしめ続け
[ALL]永遠-とわ-に・・・君と
[セシル]命の限り
[ALL]此処に愛を誓う!
出典: ウルトラブラスト/作詞:上松範康 作曲:藤田淳平
恋愛要素が強い歌詞のように感じますが、やはり君=ST☆RISH+春歌なのではないでしょうか。
また、君=夢と読み替えることもできますね。
常に夢の灯火を守り続け、例え歳をとったとしてもそのときに抱いている新しい夢と共に歩むのです。
夢の灯火が消えるときは、命の灯火が消えるときなのでしょう。
自分の灯火、7人の灯火
[ALL]星の空へ(Wo,wow)
[ALL]ウルトラブラスト(Wo,wow)
[ALL]紅蓮の歌(Wo,wow)
[ALL]響けよ世界に
[音也・真斗]幾度でも
[翔・セシル]何度だって
[那月・トキヤ・レン]不死身のハートで
出典: ウルトラブラスト/作詞:上松範康 作曲:藤田淳平
夜空に向けて赤い炎の旋風が巻き上がっていきます。
暗い空は暗いままかもしれませんが、熱い音楽を届けたいというST☆RISHの願いが込められているのではないでしょうか。
曲の冒頭では、夢の灯火が消えかけているような描写がありました。
しかしここでは絶対に消えないという確信が「不死身」という言葉とともに歌われていますね。
[ALL]闇を照らせ(Wo,wow)
[ALL]ウルトラブラスト
[ALL]「輝き」とは(Wo,wow)
[ALL]自分という名の
[真斗]強く
[レン]強く
[那月]生きた
[セシル]道に
[翔]燈-とも-る
[音也]無限の
[トキヤ]光
出典: ウルトラブラスト/作詞:上松範康 作曲:藤田淳平
灯火が消えないように守りつつ、誰かの灯火にも目を配りながら進んできた彼ら。
灯火は消えないし消させないと強く思っています。
しかし火が小さければ足元を照らす力もないかもしれません。
それでも小さな火の可能性を信じて歩いてきたのです。
暗い道を進んでいたはずなのに、ふと気づいたら足元に光があることに気づきました。
その光は道の先へと誘うように続いていきます。
だから迷子になることなく、ST☆RISHは夢に向かって行けたのです。
この光は、7人の灯火を合わせてできたウルトラブラストから生まれた光なのでしょう。
現状に満足しないST☆RISH
夢が叶えば安心しきってしまう……わけがありません!
ST☆RISHは歌と愛を人々に届けることでさらなる高みを目指します。
届いたら、その先へ
[音也]未来地図
[セシル]広げて
[レン]目指したあの日々の
[那月]自分の
[翔]姿に
[真斗]なれているだろうか?
[トキヤ]それを確かめよう
[ALL]「燃えるような・・・夢を」
出典: ウルトラブラスト/作詞:上松範康 作曲:藤田淳平
早乙女学園に入る前、あるいは合格した後。
こんなアーティストになりたい、と思い描いた理想像があったはずです。
アイドルとしてデビューした今の自分と理想の自分は、かけ離れていないだろうかと考えています。
在学中のデビューという偉業を成し遂げながらも現状に満足しない彼らの向上心を感じますね。
彼らの灯火は今もなお消えていません。次なる高みに向かって更に燃え上がるのです。