若い頃は大好きだったミニスカートコーデや、派手な髪型やメイク。
しかし、年を重ねるにつれて、ファッションの好みも徐々に変化していきます。
若い頃はなんであんなに派手な格好ができたのだろう。今となっては信じられない…。
そんな嘆きたくなる気持ちを「叫びたくなる」という歌詞で表現していますね。
明るい気持ちで20代を終える
Goodbye 花の20代
Goodbye 私の青春
いろいろあったけど
あれもこれもいい思い出
出典: 29/作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons)
ここの部分では、20代を明るく終えようという気持ちが描かれていますね。
20代といえば、まだまだ青春真っ盛り。
恋愛について考えてみたり、仕事を頑張ってみたり、ファッションにも力を入れてみたり。
そんなワクワクする気持ちがたくさん詰まった20代を西野カナさんは体験したのでしょう。
全ての体験が尊くて、素晴らしい思い出だと感じている西野カナさん。
20代が終わることを惜しむのではなく、前向きに気持ちを切り替えようとしています。
気持ちを一新するのも大事!
どう考えても分かんない
All right 恋の失敗は
記憶から消しましょう
そうね、そうよ
新しい30代
出典: 29/作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons)
年を重ねることに対してウジウジと悩んでも、時間の流れは止まってくれません。
どんなに悩んで考えても、年を重ねるのは抗えないことなのです。
人によっては、20代の時にやらかしてしまった失敗を引きずっているかもしれません。
そんな時は、30代という節目で一旦嫌な記憶をリセットしてしまうのもアリなのでは!?
気持ちを一新して、心地よい気分で30代を迎え入れましょう。
2番~ラストの歌詞
時間はどんどん流れていく
気づいたら年末
春夏が来てまた年末で
いつから一週間は
3日になったんだ?
出典: 29/作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons)
ここでは、月日の流れが早いことについて歌っているようです。
子供の頃は、時間の流れがとても緩やかに感じられます。
しかし、年を重ねるにつれてその感覚はなくなっていき、時間の流れが早くなっていくのです。
29歳にもなると「1週間って3日しかないの!?」と感じるほど、速攻で時間が過ぎます。
ぼやぼやしていると20代どころか、30代もあっという間に過ぎ去ってしまうのです。
ジェネレーションギャップを感じるようになる
好きだった懐いドラマ
熱く語ったら
「それ、なんですか?」
若者から喰らう一撃パンチ
出典: 29/作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons)
自分とそんなに変わらないと思っていた若者たちとの会話。
その会話の中でも、年を重ねていることを思い知る場面がたくさん出てくるようになります。
気持ちはまだ若いつもりでも、ジェネレーションギャップは少なからず出てきてしまいますよね。
ちなみにこの歌詞で登場する「懐い」という言葉。
きっとこの言葉も、若者からしてみたら死語だと思われてしまうのでしょう。
年を重ねることを気にしない男性
Goodbye 花の20代
Goodbye 私の青春
時代は流れても
男前は男前
出典: 29/作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons)
ここでは「男前は男前」という歌詞に注目してみましょう。
女性は年を重ねるにつれて「シワが~」「たるみが~」といった美容面でも悩みが出てきますよね。
しかし、男性の場合は女性に比べると、そのような悩みを気にしない傾向にあるのです。
それに男前な男性は、カッコイイまま年を重ねる人が多いように感じられます。
年を重ねることを気にしない男性のことを、ほんの少し羨ましく思っているのでしょう。