バックストリート・ボーイズの人気曲をご紹介
【ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー】
今回ご紹介するのは1995年のデビュー以降、日本でも爆発的ヒット曲を連発したBSBの楽曲です。
BSBとは『バックストリート・ボーイズ』の略称で5人組のボーイズグループですね。
当時の日本の音楽界では小室ファミリーやスピッツ、シャ乱Qや大黒摩季、My Little Loverなどが活躍中。
そんな中、突如現れて一大ブームを巻き起こしたのが『バックストリート・ボーイズ』です。
ジャパニーズロックやジャパニーズポップスが流行する中、新鮮だったのは男性5人のハーモニーでした。
ダンスでもバンドでもなく、5つの美しい歌声が見事に重なり合う様はある意味衝撃的だったのです。
その後彼らがリリースした楽曲の総売り上げはなんと1億4000万枚を突破。
世界中にファンをつくった“スーパーボーイズグループ”と称されています。
そんなボーイズグループのパイオニア『バックストリート・ボーイズ』の楽曲から今回はこちらをご紹介。
タイトルは【ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー】です。
ご存じの方も多いでしょう。切ないメロディーが印象的な1曲ですね。
アルバム『ミレニアム』収録
【ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー】は2000年に発売されました。
『バックストリート・ボーイズ』にとって12枚目のシングル曲です。
日本でも爆発的ヒットを記録したアルバム『ミレニアム』にも収録されています。
このアルバムにより全世界にその名を轟かせた彼ら。
是非アルバムもチェックしてみてくださいね!
【ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー】のPVをチェック
まずはこちらのPVをチェックしてみてください。
切ないメロディーとストーリーが悲しさを誘うPVに仕上がっています。
音楽を聴きながら読み進めていくのもおすすめです。
それぞれのメンバーが失った大切な人を想っている映像は、人生を物語っているよう。
誰にでもいる大切な人がいなくなってしまったら…。
そんな悲しみが痛い程伝わってくる作品です。
歌詞を和訳して意味を知ろう
ここからは本楽曲の歌詞の和訳をお伝えしつつ、歌詞の意味を解説していきたいと思います。
筆者独自の解説ですので、皆さんならどんな解釈をするかも比較しながら読み進めてみてくださいね。
ちなみに、PVでは『バックストリート・ボーイズ』のメンバー5人がそれぞれ主人公を演じています。
楽曲の歌詞に出てくる「君」が、彼女だったり父親だったり自分自身だったり…。
大切な人を失った主人公の気持ちを表現しているPVなので、解説でもそれを念頭に置いて紐解いていきます。
それでは早速参りましょう!
(繰り返しの部分は割愛しています。)
深い愛の中では
Show me the meaning of being lonely
So many words for the broken heart
It's hard to see in a crimson love
出典: Show Me The Meaning Of Being Lonely/作詞:CRICHLOW HERBERT ST CLAIR 作曲:MAX MARTIN,SANDBERG MARTIN KARL
【和訳】
孤独の意味を教えて
傷ついた心は沢山の言葉で表せるよ
深い愛の中では周りが見えなくなるね
【解説】
「broken heart」は一般的には「失恋」ですが敢えて大きな意味で捉えてみます。
大切な人を失い、傷ついている主人公。
そして独りになってしまった彼は、なぜなのか、その意味を誰かに教えて欲しいのです。
今の気持ちをどんな言葉でも表せそうなくらい複雑な胸中であることがうかがえます。
そして最後の1文からは、主人公がいかにその人を愛していたかも伝わってきますね。
ここでPVが効いてきます。
特に印象的だったのはお父さんと過ごした幼い頃の自分の映像が流れるケヴィンのシーン。
自分にとっての大切な人を想いながら聴いてみると、その人の大切さがより実感できるのではないでしょうか。
僕の願いは君と一緒にいられること
So hard to breathe
Walk with me, and maybe
Nights of light so soon become
Wild and free
I could feel the sun
Your every wish will be done, they tell me
出典: Show Me The Meaning Of Being Lonely/作詞:CRICHLOW HERBERT ST CLAIR 作曲:MAX MARTIN,SANDBERG MARTIN KARL