ユニコーンについて

【WAO!/ユニコーン】復帰後の新曲は阿部義晴がボーカル?!子どもにも人気が出た歌詞の意味って?の画像

90年代バンドブームの牽引者

90年代にアイドル並みに人気が爆発、バンドブームを牽引してきたユニコーン

当時から高い演奏技術とコミカルなパフォーマンス、そのうえメンバー全員が作詞・作曲・ボーカルをこなすことで音楽界からも評価の高かった彼ら。

伝説のお笑い番組「夢で逢えたら」のオープニング曲に2曲(「働く男」、「スターな男」)採用されたり、

ダウンタウンの番組奥田民生と阿部義晴のコーナーができるなど、当時の人気は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

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解散、そして個人の活動へ

1993年ユニコーン最年長にして演奏の柱となるドラムの川西幸一が脱退。

その後バンドの方向性が見いだせなくなり、人気絶頂時に解散。

皮肉なもので解散前最後のシングルすばらしい日々」はユニコーン最高傑作と言われ、矢野顕子もカバーするなど、その解散が惜しまれました。

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解散後、ボーカルの奥田民生の活躍はご存知の通り。

イージュー★ライダー」や「愛のために」などのヒット曲を連発し、

井上陽水とのユニットやPUFFYのプロデュースなど多岐にわたり活躍しました。

キーボードの阿部義晴氣志團のプロデューサーとして活躍し、ベースEBIは憧れだったロックバンドARBに加入しました。

川西幸一はJUN SKY WALKER(S)のボーカル、宮田和弥とバンドジェット機を結成。

このように解散後もメンバーそれぞれ個人活動も順調に行われていました。

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そして再結成へ

2006年ごろから阿部義晴のツアーイベントなどでメンバーが共演する機会が増えてきました。

その頃またユニコーンのメンバーで曲を作ってみたいとの希望がメンバー間でわいてきたようです。

阿部が中心となってメンバー全員に声をかけ、ついに16年という長い年月を経てシングル/アルバムがリリースされることになりました。

再結成後シングル第一弾【WAO!】

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そして2009年元旦についに再結成宣言がなされます。

シングルアルバムの発売が発表されましたが、全て極秘に行われたためマスコミも事前には知らなかったそう。

ファンもマスコミも突然の発表に騒然。

サプライズ好きのユニコーンならではの復活劇ですね!

リードボーカルは阿部義晴!

やはりサプライズ好きのユニコーン。

復活第一弾シングルのボーカルは奥田民生ではなくて阿部義晴

これには解散前からのファンも驚きました。

ただ作詞作曲が阿部であり、再結成に向けて働きかけたのも彼なので、復活時のリードボーカルが彼になるのもうなずけます。

WAO!について

力強いリズムを刻むドラムから始まるこの曲。

それと同時に奥田民生が奏でるのは・・・カウベル

天下のボーカリスト&ギタリスト・奥田民生がカウベルだなんて贅沢な使い方。

MVではカウベルを目立たせるためにわざわざ大きいのを作ってますね。

往年の破天荒な天才漫才師・横山やすし扮したメンバーが独特の動きで笑わせます。

ギターソロ時にはジミ・ヘンドリックスのコスプレも。

演奏シーンでは肩を組んで楽しそうに演奏する仲睦まじい5人の姿が。

解散前のぎこちないメンバーを知る者としてはこの映像は涙ものです。

軽快にギタードラムが鳴るAメロ、Bメロから爽やかなサビへの流れが良曲です。

キャッチーなサビのメロディーラインは阿部義晴らしさが出ており、ライブではお客さんも大熱唱!

サビ中ずっと鳴り続くギターの鬼のようなタッピングにも要注目!

途中でグダグダになるのもご愛敬?ユニコーンらしさが満載の曲です。