夏がやって来た
心が晴れた瞬間
胸が弾けて
透き通る青空
ココロの地図広げ
やりきろうぜっ、ジブンらしく。
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA
サビになると、とびっきり明るい歌詞が印象的です。
CMだとこのサビの部分が中心なので、楽曲のポジティブなところを掻い摘んでることになります。
迷いを乗り越えたからこそ今の明るい自分でいられるんだよ!というのが「夏のどこかへ」のテーマです。
君がくれた言葉
この歌は君がこんな僕にくれた
言葉や想いが全部間違わずに
届きますように
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA
この部分は自分を闇の中から救ってくれた仲間へのリスペクトが込められていると思いました。
自分はこうやって迷いから抜け出したよ!という体験談を語っているような感覚にも似ています。
だから今悩んで苦しんでいる人に向けて、自分が救われた言葉を一生懸命伝えているのです。
"間違わずに"というフレーズがかなり重要なポイントになっています。
先程もお伝えしたようにこの楽曲のサビしか知らなければ全ての想いは正確に伝わりません。
楽曲全体のテーマを知るからこそ、葛藤している人の心に響く名曲であることに気づけるのです。
苦しいことから逃げない
oh~痛みを知らない
アイツに手を振って
oh~魔法が今解けてゆく
楽しみは後にとっておこう
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA
苦しみから抜け出した後は楽しいことがたくさん待っているでしょう。
挑戦したいこともいろいろあります。
でも根本的な解決をしていない悩みは巡り巡ってまた自分の元に返ってくるのです。
楽しむのは自分を成長させたご褒美にしたいと思っているのでしょう。
嫌なことから逃げずに向き合えば、その先の楽しみはより最高のものになります。
好きなものは最後に食べたいタイプの考えですね。
語り継ぎたい言葉
この歌は君がこんな僕にくれた
言葉や想いが全部間違わずに
残りますように
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA
先程の歌詞は届けたい想いでしたが、こちらは残したい想いに変わっています。
この楽曲がこれから何十年先も語り継がれて、夏が来るたびに思い出す名曲になればそれが叶うでしょう。
ここにはWANIMAの願いが込められているように感じました。
まだ見ぬ誰かの為に、今想いを受け取った人が後世に伝えていく…。
そうやって迷いのループにハマっている人を救っていって欲しいと思います。
本当に伝えたいこと
届けたい歌がある
何も癒えなくて
あまりに無力で
聴こえてるかい?
こっちへおいで
ここには居なくて
陰に陽が射して
笑えてるかい?
空の向こうで
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA