この歌詞の問いかけこそが救いの言葉そのものなのではないでしょうか。
顔が見えない相手だからといって感情が伝わらないわけではないのです。
自分の想いを一生懸命に伝えて相手の心に寄り添うことができれば、自然とメッセージは届くと思います。
もしも気分が沈んでいる人がいたとしても「夏のどこかへ」を聴くだけで元気になれる人はたくさんいるでしょう。
それはWANIMAの想いが聴き手に届いている証なのです。
光の向こうへ…
魔法が今解けてゆく
シガラミは捨てて生きていこう
出典: 夏のどこかへ/作詞:KENTA 作曲:KENTA
生きていればいろんな"シガラミ"もあると思います。
でもそこで立ち止まっていてはせっかくの夢も叶わぬまま終わってしまうかもしれません。
迷いからの解放とともにそういう"シガラミ"からも解き放たれれば心はより軽くなることでしょう。
最初の歌詞に比べると最後の歌詞はとても前向きに変化しています。
歌詞全体を通して聴くと明るいところへたどり着くまでの道のりがよく分かりますね。
WANIMAが「夏のどこかへ」に込めた想い
「夏のどこかへ」はCM曲、そして同じシングルに収録されている「GONG」はアニメ主題歌に起用されました。
WANIMAの楽曲が様々なメディアから流れることによって彼らの認知度はどんどん上がっていきます。
また、『Summer Trap!!』から過去の楽曲のサブスクも解禁し、全曲を気軽に聴くことができるようになりました。
ライブを見なくても、CDを買わなくても曲を聴くことができる時代です。
それによってWANIMAを知ってくれる人は増える…でも全ての人に想いを届けるにはどうすればいいか…。
そんな想いを「夏のどこかへ」のフレーズに込めているそうです。
彼らもここまでくるのは決して簡単な道のりではなかったと思います。
様々な迷いを越えて今があるWANIMAがだからこそ「夏のどこかへ」という楽曲が完成したのでしょう。
幼少期のWANIMA?MVの演出にも注目
「夏のどこかへ」にはMVが制作されていました。
夏祭りを舞台にした夏感満載の映像は見ているだけでとってもワクワクしてきます。
中でも特に印象的なのはWANIMAの3人の幼少期を彷彿とさせる3人の子役たち…。
かなり可愛くて悪戯っ子でまるでWANIMAの子供時代を覗いているかのような気分になりました。
MVもおそらく過去の自分に伝えたい想いや未来の誰かに伝えたい想いがコンセプトなのでしょう。
笑えるシーンもたくさんあるのでこちらもあわせてご覧になってみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回はWANIMAの夏ソング「夏のどこかへ」の歌詞について解説させていただきました。
疾走感のあるメロディーには迷いや不安から突き抜けていく歌詞がピッタリだなと思います。
もしも今何かに迷っている人がいるのならば是非この楽曲を聴いて明るい光の方へ進んでみてください。
きっと心がスーッと晴れていくはずですよ。
WANIMAには背中を押してくれる応援ソングがまだまだたくさんあるんです。
その中から「夏のどこかへ」と同じく疾走感のある楽曲「ともに」を紹介させていただきます。
WANIMAが初めて紅白歌合戦に出場した際に歌った楽曲なので知っている方もきっとたくさんいるでしょう。
「ともに」も迷いや悩みがあったとしても自分の楽しいと思うことを信じて突き進もう!という前向きな楽曲です。
WANIMA「ともに」歌詞の魅力とその意味とは? - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2016年8月に発表されたWANIMAの「ともに」。ニベア花王「8×4」のCMソングに起用され、コアなファン以外にもWANIMAの音楽が広く知られるきっかけになった曲です。 今回は「ともに」の歌詞の魅力とその意味に迫ってみましょう。
こちらの記事に詳しい楽曲の解説がありますので是非ご覧ください。
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