I will bring my life to you this awfull,
thoughfull night
but tomorrow I might feel today was nothing but
a …---―――
出典: 自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
この恐ろしいほど深い夜に
君に僕の命をもたらそう
でも明日感じたとしても今日は何も感じないかもしれないけど
英詞の解釈
大文字だったりコンマがなかったりと特徴的な英詞です。
また作詞した野田洋次郎さんは帰国子女なのでネイティブよりの英語のようです。
そういったこともありRADWIMPSの英語を和訳するのは少し難しいです。
筆者の感覚も踏まえて意訳しているところもあるのでそこはご了承ください。
色々と考えてきたけどSilver Girl=「君」の美しさに見惚れてします。
君の薬となっていますが、君という薬が欲しいということなのではないかと思います。
そして君と一夜を過ごすことを妄想します。
でもそれも一時の感情で、本当はどうかわからない。
そしてやはりここに「君」の意思を考慮する余地はありません。
思春期特有の危うさと自己中心的な考えで突っ走って妄想しています。
タイトルが歌詞の全てを要約しているよう
せめて僕だけはここにいさせて 僕の命は濡れたままで
枯れ果てる世界なんて見たくない 僕の心は揺れたままで
せめて君だけはここにいておくれ 君の命は僕のものに
枯れ果てる世界なんて見たくない 僕の心は君のもとへ
出典: 自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
曲名通り、思春期特有の自暴自棄で自己中心的かつ自己依存症の少年の歌です。
一つだけ曲名からわからない部分は、最後は他者に意味を求めようとします。
「君」という存在。
これからこの少年は「君」に依存していくのか。
それとも「君」を通じて他者に目を向けることが出来るようになるのか。
これからの少年がどう青年になっていくのかが気になりますね。
この少年は野田洋次郎本人?
最後まで歌詞を考察すると最後はやはりこれを考えずにはいられませんよね。
筆者の答えとしては作詞した野田洋次郎さん本人が少年だと思います。
自分自身のことを赤裸々に歌った曲なのでしょう。
RADWIMPSの曲は「愛」を歌った曲など恋愛の曲がたくさんあります。
基本的にほとんどが野田洋次郎さんの経験に基くもののようです。
このように自分自身のことを赤裸々に、歌詞にすること。
これがRADWIMPSの大きな魅力の一つであることは確かです。
ですのでこの「自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年」という曲。
この曲はRADWIMPSの魅力を知るための貴重な一曲でもあるということですね。
「自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年」が好きならこれを聴け!
RADWIMPSを今まであまり知らなかった人が知るきっかけになったのはやはりこの映画。
「君の名は。」でしょう。
「前前前世」は非常に流行りましたし、挿入歌も素晴らしい楽曲ばかりです。
そのイメージとはだいぶかけ離れた、でもRADWIMPSらしい曲をご紹介します。
「自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年」が好きな人は聴いてほしい。
どこか厨二病をくすぐるような楽曲です。
「ヒキコモリロリン」
2005年発売の2ndアルバム収録。
こちらも曲名が特徴的。「ヒキコモリロリン」。
赤裸々なところが魅力だと前述しましたが、RADWIMPSの魅力はまだまだあります。
そのもう一つが言葉遊び。言葉選びのセンスです。
「ヒキコモリ」という曲名ではダメなのです。
「ヒキコモリロリン 」なのです。
「揶揄」
2006年発売3rdアルバム収録。
この曲はジャズ調のノリがよく、作曲センスの良さ目立つ一曲でもあります。
その軽快なノリに乗せている言葉のセンスが抜群。
そしてタイトル通り物事や人生自体を揶揄した歌詞なのですが、観点が非常に個性的。
こんな歌詞は野田洋次郎さん以外には絶対に書けないでしょう。