星野源【Pop Virus】歌詞の意味を独自解説！あなたも感染？！音楽に浸る喜びを拡散しよう！

2人が出会った音、僕の愛が君に届いた音。

どちらも感動的な1拍ですね。

そして最後に「渡す」とあります。

僕は愛を運び、君は僕の愛に感染してしまいました。その後、愛はどうなるでしょうか。

君の中で、君の熱やパワーを借りて愛は爆発的速度で増殖していきます。

こうして2人で作った新たな愛が世に放たれるのです。

たった1粒の愛は、君に取り込まれることによって永遠に増殖を続けていくでしょう。

もしも「愛」を「音」に置き換えたとしても、同様のことがいえますね。

君の中に僕の音を送り込み、君の力を借りて新たな音を作り出す。

君はそれを口から吐きだし、魔法を使って歌に、音楽に作り変えます。

たった1つの音が、歌い継がれる音楽となって永遠に残っていくのです。

『Pop Virus』は3分ほどの短い曲。

短い歌詞は具体的な意味を語らず、リスナーに想像の余地を与えています。

• ウイルスの性質を使って新たな音を生み出す
• ウイルスの性質を使って新たな愛を生み出す

今回は、この2つの観点で読み解きました。

「思い」は、思っているだけでは伝わりません。誰かに届けなければ何も生まれないのです。

ウイルスは自ら移動ができないため、波に身を任せたり朽ち果てる寸前になりながらも君を夢見て耐えていました。

その点私たちは幸せなことに、自らの足や手や言葉で今すぐに、思いを届けることができます。

今できることを今やっておこうよ！

そんなメッセージを感じる『Pop Virus』でした。

誰かから見れば「くだらない」ことかもしれないけれど、その中に大切にしたいことがある。

『くらだないの中に』は一瞬一瞬を大切にしたいと感じる1曲です。

俳優・星野源は知っているけれど曲は知らない、という方へ！

こちらの記事でお気に入りの1曲を探してみてくださいね。