不可能に近いことだけど…
あー それでも逢いたいな って何度もループ ループする
心があなたで鳴っている それだけが確かだ
それだけでいいよ。
出典: 惑星ループ/作詞:ナユタン星人 作曲:ナユタン星人
存在だけ知っている「あなた」。
だだっ広い宇宙の中ではおそらく生きている内に会うことはないでしょう。
それでも1度会ってみたいと願ってしまうのは仕方が無いのかもしれません。
ネットでも何かのタイミングや縁があってオフ会等で実際に出会うことこともあります。
しかしネットで知り合うというのはスマホが普及した現代でも少数ではないでしょうか。
ネットで知り合った人と実際に会うというのはなかなか勇気がいるものです。
実際いに会うのは難しいけれど、ネットという広い宇宙の中で繋がっている。
それでもネットでやりとりをしながらいつかは会ってみたいという気持ちは存在し続けます。
会うのは不可能だと思っても、何度も何度も思ってしまうのでしょう。
顔も名前も知らないけれど、気持ちでは繋がっていたら嬉しいな。
そんな純粋な気持ちが上記の歌詞から読み取ることができます。
ループか、螺旋か?
人生が繰り返していると感じることがあります。
この繰り返しの感覚をループと表現することもできるし、螺旋と表現することもできると思います。
同じことを繰り返してしまった時、あるいは同じ過ちを繰り返さなかった時。
自分の行動によって何度もループしていても、時に上昇していたり、下降していたりする。
まるで人生が誰かに試されているかのようです。
恋愛も、人との関係も、自分の中の何かが繰り返されている。
そういう感覚に襲われた時に、かつての自分を思い出し、何が正しいのか考えることもいいかもしれませんね。
この感覚は仏教で言う輪廻転生とも近い感覚なのかもしれません。
あるいは心理学では親と子の関係が再演されているとも考えられています。
様々な人と出会う中でその時、その時の自分がいます。
そして試されています。
これは輪廻でしょうか? 心が再演しているのでしょうか?
難しいですね。
でもこの歌を聴きながら、自分にとって大切な人と出会うことを願い続けることもきっと良いことだと思います。
その他のナユタン星人の楽曲
「アンドロメダアンドロメダ」
「アンドロメダアンドロメダ」は歌い出しからまさに宇宙人のようなカタコトな歌い方から始まります。
歌詞の内容も宇宙からきた生物が地球人に恋してしまうという内容の歌詞。
文章だけだと、少し戸惑ってしまうかもしれません。
ぜひ1度聴いてみて下さい。
ナユタン星人節が炸裂しているのはもちろん、どこか共感してしまう歌詞も注目ポイントです。
「パーフェクト生命」
こちらの楽曲もイントロから独特なリズムで始まるのが特徴です。
そしてこの曲の見どころは、なんといってもサビと他のメロディの落差にあります。
サビまでは淡々と歌い上げており、ロボット感がでていますがサビで一気に音が上がり情熱的な印象に。
ロボットにだって熱い気持ちがあるんだと叫んでいるようなカッコいい楽曲です。
「彗星ハネムーン」
ポップでありながらどれも歌詞がとても面白いですね。
上記で紹介した2曲に比べると、少しロボット感(?)が減った楽曲。
合いの手も可愛らしく、上記2つの曲はクセが強いと感じる方におすすめの曲です。
ナユタン星人特有の語感はそのままなので、ナユタン星人のどこか緩い雰囲気は十分楽しめます。
最後に
「惑星ループ」は非常にポップでとても深い世界観がかいまみえます。
やがて出会う"あなた"とは誰でしょうか?
人生がもし繰り返しの連続だったとしても、少しずつ良い方向へ向かっていればいいですね。
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