恋の苦しみを乗り越えて

焦る気持ち

駆け抜けてゆく街が 皮肉に色づき出す
もう二度と離さない 君に逢えたのなら

出典: I promise/作詞:KOMU,草川瞬 作曲:GRP,草川瞬

2番は君の元へ駆ける主人公の様子に戻って綴られています。

主人公は少しでも早く君の元へと向かっていますが、気持ちばかりがはやってまだ会えていないようです。

もしかしたら約束の時間にも遅れてしまっているのかもしれません。

本来なら日が沈む前に会う約束をしていたのに、日が暮れて街が街灯で色づき始めてたとも読み取れます。

また、この後の歌詞から季節が冬だとわかるため、街を彩っているのはルミネーションだと推察できます。

待たせてしまっていることの罪悪感と、一刻も早く君に会いたいという気持ちが感じられるでしょう。

遠距離で寂しい思いをさせている上に、今も君を寂しく待たせてしまっているかもしれません。

その寂しさをなくせるように、出会ったらずっと一緒にいようと改めて思っているように感じられます。

苦しさも乗り越えて

澄み切った冬の風が胸に空いた隙間吹き抜けた
恋も (きっと) 愛も (一歩)
踏み出さなきゃ 苦しむ事も無かった
零した涙を願いに変えて

出典: I promise/作詞:KOMU,草川瞬 作曲:GRP,草川瞬

この歌詞の中で描かれているのは冬のことであることがこの部分の歌詞から読み取れます。

冬の冷たい空気は吸い込めば肺を刺激し、いつもより苦しく感じてしまうものです。

その苦しさを恋の苦しさにリンクさせていると読み取れます。

恋愛は楽しいことばかりではなく、苦しいことや辛いことも起こりえるものです。

主人公たちであれば遠距離で会えないことも恋の苦しさの1つだったのでしょう。

しかしその苦しさは、付き合っていなければ味わうこともなかったものです。

恋を叶えたからこその苦しさを乗り越えてきたことを感じられるでしょう。

心の支えとなる光

何よりも輝く

誰にも破れない約束を交わそう
そうさ光り輝く
太陽にも流星にも真似出来ないくらい

出典: I promise/作詞:KOMU,草川瞬 作曲:GRP,草川瞬

2番のサビの歌詞です。

主人公の君への思いは深く、1番ではこの先もずっと一緒にいることを誓っていました。

2番ではその恋が太陽や星の輝きにも負けない輝きを持つ恋にすることを誓っているようです。

生きていれば恋愛以外にも辛いことや苦しいことはおこり、それに直面すれば気持ちは暗く沈んでしまいます。

しかし、その時に気持ちを明るくしてくれるような存在があれば大きな支えになります。

2人にとってこの恋こそがそうした支えになることを願っているようにも感じられるでしょう。

愛で照らし続ける

きっと届けてみせるよ
星の無い夜も照らすような愛を
過去も明日も越えて灯し続けよう

出典: I promise/作詞:KOMU,草川瞬 作曲:GRP,草川瞬

2番のサビの続きです。

暗い気持ちになった時に明るく照らしてくれる存在は、非常に貴重で大切なものです。

そして誰かの支えになることはそう簡単なことではありません。

君にとって自分がその存在になると主人公は誓っていると読み取れます。

永遠の愛を誓う

たとえ何があっても

偶然の悪戯が
恋に雨を降らすとしても
月の見えない夜空でも
強い吹雪の中でも
必ず君を見つけ出すから

出典: I promise/作詞:KOMU,草川瞬 作曲:GRP,草川瞬