【Little Glee Monster（リトグリ）】アルバムおすすめ人気ランキングTOP3！必聴♪

邦楽、洋楽問わず音楽を楽しむLittle Glee Monsterの嗜好がダイレクトに反映した音楽性を持つアルバム。

ミニ・アルバム「Little Glee Monster(2014,2016)」

ファースト・アルバム「Colorful Monster(2016)」

セカンド・アルバム「Joyful Monster(2017)」

サード・アルバム「juice(2018)」

フォース・アルバム「FLAVA(2019)」

これら5作品を聴き比べて必聴盤TOP3を決めるという極めて難しい企画です。

選定には客観的な指数、売上なども考慮しましたが、やはり充実した内容を誇る作品を優先して選びました。

とはいえ、彼女たちのどのアルバムも必聴に間違いありません。

選考から漏れた作品もファンの皆さんにとっては大事なアルバムであることは疑いようがないです。

この機会にLittle Glee Monsterの軌跡をともに振り返ってみましょう。

3位 「Colorful Monster」

2016年1月6日発売のファースト・フル・アルバム「Colorful Monster」を3位に推します。

アーティストのキャリアにおけるあらゆる要素は1作目に詰まっている。

音楽界の格言です。

正確には2014年に「Little Glee Monster」という作品が先行して発表されています。

ただし、こちらはミニ・アルバムです。

フル・アルバムとしての1作目である「Colorful Monster」を重く見ました。

「Colorful Monster」は大ヒット曲であり、彼女たちの代表曲である「好きだ。」で幕を開けます。

「好きだ。」はその後のアルバムでもアレンジを変えて収録されるほど、彼女たちの意気込みが伝わる名曲。

青春期の恋の充実を直球な歌詞で描いて、リスナーの共感を得ます。

YouTubeに公式動画ありますので、ぜひご覧ください。

歌のクライマックスで唄われる歌詞がリスナーの心を力強く鼓舞します。

恐れずに自分の恋心を貫いていくことを歌って、同時に人生をどう突き進んでいくかについても触れるのです。

「見る前に跳べ　大江健三郎　新潮文庫」

この本のタイトルがかつての青年たちの背中を力強く押したのと同じくらいのインパクトを与えます。

この歌はストレートにJ-POPの魅力を伝える曲調です。

それでもBメロのメロディなどはブラック・ミュージックのテイストを上手く引用しています。

Little Glee Monsterの「Glee」の部分が輝いている印象とでもいいましょうか。

研究社の英和辞書では「Glee （名詞） 歓喜 歓楽」と書かれています。

心躍るようなフックがこの歌の魅力になっているのです。

大ヒットしたのも、彼女たちが最初の紅白歌合戦でこの歌を選曲したのもよく分かる名曲であります。

アルバムの最後を飾る「空は見ている」。

作詞は伝説的なギター・ロック・バンド、SUPERCARのいしわたり淳治です。

いしわたり淳治の作詞はSUPERCAR時代から音韻を踏むことに重きを置くスタイル。

「空は見ている」でも英語を上手く混ぜて多幸感を伝えます。

Little Glee Monsterによる「Little Glee宣言」と呼ぶべき歌詞です。

ブラック・ミュージックのテイストももちろん感じます。

豊かな音楽であることに間違いはありません。