カントリーミュージシャンのテイラー・スウィフト
ヒップホップやR&Bなどで名を覇せるアーティストは多いですが、カントリーミュージックの世界で一世を風靡させるのは至難の技。
しかしテイラー・スウィフトはカントリーミュージック界から登場した期待の新生であり、これまでさまざまなヒットソングを生み出すヒットメーカーとして世界中に愛される存在です。
彼女のデビューは15歳の頃からで、それまではさまざまなイベントでアコースティックギター片手に歌を披露し下積み時代を過ごしています。
実はテイラー・スウィフトはカントリーミュージックが原因となり、学校でいじめの標的にされてたほどの苦労人。
そんな過去を押しのけるように成功しており、現在は本国アメリカならず世界中で彼女の曲を耳にしないことはないです。
さまざまな苦労を重ねている分テイラー・スウィフトはファンへも愛情を惜しみなく注いでおり、時にはサプライズで自らファンへプレゼントを届けることもあります。
更にはモデル級のスタイルということもあり、ファッション雑誌でも多く取り上げられる歌手としても知られています。
リードシングル『We Are Never Ever Getting Back Together』
日本でも大人気のシンガーソングライター、テイラー・スウィフト。
彼女の名前が日本国内で知られるようになった楽曲が、『we are never ever getting back together』ではないでしょうか。
同ナンバーは、アメリカで2012年10月のリリースアルバム『Red』に収録されています。
アルバムリリースに先駆けて、リードシングルとして先行販売されたナンバーでもあります。
『we are never ever getting back together』のリリースは2012年8月で、USビルボードチャートで見事1位を獲得しています。
他にもカナダやニュージーランドでチャート1位を獲得しており、日本でも2位をマークしたほどのヒットソングになっています。
カントリーミュージックを主軸にしたポップサウンド
『we are never ever getting back together』はアコースティックギターのサウンドを前面に出しており、テイラー・スウィフトの原点であるカントリーミュージックを主軸にしています。
そこにポップなテンポを取り入れて、軽快なサウンドに仕上げています。
人気番組『テラスハウス』のテーマソングで有名
程よいアップテンポでサビのフレーズにも特徴がある『we are never ever getting back together』。
日本でこのナンバーを聴いたのは、テレビ番組からと言う人も多いのではないでしょうか。
皆さんもご存知の通り『we are never ever getting back together』は、テレビ番組『テラスハウス』のテーマ曲にもなっており毎週番組を見ていた人なら気がつく人も多いはず。
『テラスハウス』とはオーディションによって選ばれた一般の男女が、一つ屋根の下で生活をしつつ恋愛や人間模様が交差していくリアリティーショーの一つ。
現在はネット配信にステージを移して放送を続けている、日本でも指折りの人気番組です。
おしゃれな家屋で繰り広げられる男女の恋物語は、多くの人が毎週クギヅケになったはず。
元カレのジェイク・ギレンホールへ向けた曲
『we are never ever getting back together』の邦題は『私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない』です。
つまり一度付き合った男性に対しての言葉で、文章に「never」を入れているあたり「あり得ない」と言った強い表現になっているのがポイント。
テイラー・スウィフトの曲の特徴には彼女がこれまで付き合ってきた男性との日々や、相手に向けた言葉を歌詞に潜ませています。
このため新曲が出る度に誰へ向けた曲なのかが議論されますが、どうやら『we are never ever getting back together』は元カレのジェイク・ギレンホールに対しての楽曲というが濃厚。
ジェイク・ギレンホールは、アメリカの俳優で『ブロークバックマウンテン』や『ナイトクローラー』の主演を張るほどの人気俳優です。
しかしこれまで彼はナタリー・ポートマンやキルスティン・ダンストなど多くの女優とも浮名を流したプレイボーイで、テイラー・スウィフトとの交際はアメリカで大きな騒動にもなっています。
タイトルのイメージとは全く違うMV
『we are never ever getting back together』は、元カレに対する強い怒りや反抗が見えるタイトル。
しかしMVではそんな重いテーマとは反した、にぎやかで明るい印象にまとまっています。
舞台はホームパーティのようで、そこで楽しむテイラー・スウィフトの姿や彼とのアツアツなシーンも登場。
ナンバータイトルから感じる悲哀に満ちた雰囲気ではなく、前向きな様子がうかがえます。