ヒップホップver
ヒップホップ風の山崎さんがこのMVの中で1番カオスかもしれません。
この姿を見て、カメレオン俳優っぷりを見事に発揮してくれていると思いました。
この部分は楽曲自体がラップになっていて、雰囲気がガラッと変わります。
本当に山崎さんが歌っているの?と何回も同じ場所を繰り返ししてしまうくらい驚きました。
ヒップホップには様々な歴史があり、初めに流行したのは1970年代だと言われています。
それから徐々に形を変えて現代のヒップホップに成長していきました。
ファッションは1980年代後半のヒップホップを表現したようなカジュアルなものです。
山崎さんの違った一面を見ることができる貴重な映像になっています。
ソウル・トレインver
アメリカで1971年から35年間放送されていた長寿ダンス番組『ソウル・トレイン』。
ドン・コーネリアスをイメージした衣装とヘアスタイルが見事に再現されています。
伸びやかに踊っている様子がとても楽しそうで、ワクワク感がこちらまで伝わってくる映像です。
SNS動画アプリver
時代はかなり現代に近づいてきました。
制服を着た山崎さんがSNSの動画アプリを彷彿とさせる映像の中で踊っています。
ちゃんとハッシュタグがついているところもリアルです。
若者感溢れる動画とダンス、そして最後には胸キュンな壁ドンも…。
カバンを背負ってる姿は学生っぽいけれど隠しきれない色気が溢れ出ています。
平成最後の流行がありのまま取り入れられていて、楽しく見ることができる映像です。
ギャル男ver
こちらもかなりカオスな映像になっています。
ギャル男風の衣装を着た山崎さんがプリクラの機械の中で踊っている映像です。
両端にいる男女がヤマンバメイクのせいか、山崎さんが普通に感じます。
でも襟を立てて白いパンツを履いてちょっとチャラめなところはいかにも当時のギャル男っぽいですね。
さっきはSNSの動画アプリでしたが、1990年後半から2000年前半にかけてはプリクラが流行していました。
パラパラを彷彿とさせるダンスにも注目してみてください。
令和ver
いよいよ令和時代に突入しました。
色鮮やかな法被を着た人々がワイワイと盛り上がっています。
様々な時代を経てもお祭りは楽しいイベントなんだということを映像を通して感じることができました。
この令和時代の描写が「お祭りマンボ」の集大成ともいえるでしょう。
山崎さんの七変化によっていろいろな時代の流れを見ることができるMVになっています。
いっくんダンスの虜
「お祭りマンボ」のMVで踊っているのは"いっくんダンス"と呼ばれていました。
山崎さんがいっくんという愛称で親しまれているからですね。
SNS動画アプリverの動画の中にもそう表記されています。
背景や衣装が変わっていても、いっくんダンスの基本は変わっていないことが映像から分かるでしょうか。
バブル期はディスコ風、ギャル男時代はパラパラ風、ソウルトレイン風など様々な振り付けです。
これは同じダンスでも時代によってアレンジされながら語り継がれている様子を表しているように思えました。
「お祭りマンボ」をカバーしたことにはそんな意味も含まれていたのかもしれません。