トップを飾る「Black or White」

【KNOCK OUT MONKEY/Black or White】MV解説!白黒の音楽バトルに圧倒!の画像

10曲入りミニアルバム「BACK TO THE MIXTURE」は、新曲と貴重なライブ音源を織り交ぜた作品。

そのトップを飾るのが、今回取り上げる「Black or White」です。

トップのいわゆるリード曲は、アルバムのテーマバンドらしさを前面に押し出している曲が多いです。

待ちに待ったファンがようやく耳にした時、「これを待ってた!」と思ってほしいですもんね。

第一印象を決める、バンドにとってもファンにとっても大事な1曲

そんなリード曲に選ばれた「Black or White」はMVも期待を裏切らないかっこよさです。

それではMVを見ていきましょう!

白と黒、2色の世界観

存在感のあるロゴにも注目

タイトルにちなんで、と、2色を中心に描かれているMVです。

ヴォーカル、w-shunの特徴でもある、金と黒のハイライトの髪型もぴったりはまってます。

冒頭は、「KOM」ロゴが画面中心を大きく占めています。

「KOM」は、KNOCK OUT MONKEYの略から成るロゴとして周知されています。

そのロゴの色が、グレーから白抜きのロゴに一瞬で変化します。

その変化に伴い、背景となっていたバンドメンバーの世界観も、白から黒へ変化してゆきます。

その次のシーンでは、タイトルの「Black or White」がゆっくりと映し出されます。

「Black」は黒字、「White」は白字の色使い。

そうしてその2色がチカチカと交差します。

白と黒、徹底的に意識していますね。

単に、衣装やトーンを白と黒で統一させるだけではありません。

動画編集時の文字の載せ方シーンの見せ方も、白と黒を強調しています。

「ブラック、オア、ホワイト」と、決して音や声で聴かなくとも映像を見ただけで頭に入り込んできます。

最初のシーンを見ただけで、MVの世界観が伝わってきます。

白黒の世界観は、演奏が始まってからも加速していきます!

演奏しているシーンは最高にカッコいい

なんとバンドが2組登場するのです!

別々のバンドがいるというわけではなくて、同じ動き、同じメンバー、同じ歌を歌う2組のバンド

まるでコピーです。

ただ違うのは、白と黒の色に分かれているという事。

鏡に映った白と黒の2つの世界があるようにも見えてきます。

同じバンドという事はわかっているのですが、両極端の色使いだと、まるで全く違うバンドのように見えます。

そして、向かいあって演奏しているため、まるでバンド同士の演奏バトルのようです。

まさに、白と、黒のバトルです!

そんな2色の対立と、疾走感あるメロディで一気に駆け抜けます。

色使いの演出がかっこよく、ちっとも飽きさせずに見入ってしまう映像です。

最後のメンバーナレーションにも注目!

タイトルにある"メンバーナレSPOT"とは?

オフィシャルトレーラーの正式タイトルはこちらです。

「KNOCK OUT MONKEY - Black or White (Official Music Video+メンバーナレSPOT)」

”Official Music Video+メンバーナレSPOT”とは、一体何の事なのでしょう?

それは、最後まで動画を見ているとわかります。

楽曲が終わった後、またサビの箇所の切り出し映像が始まります。

映像と一緒に「KNOCK OUT MONKEY、ニューミニアルバム、BACK TO THE MIXTURE」と、ナレーションが入ります。

このナレーション、実はメンバー4人がそれぞれ行っているのです。

つまり、サビの映像とナレーションが4回くりかえされる事になります。

メンバーナレSPOTとは、メンバーナレーションSPOTという意味なのです。

(SPOTとは、広告として使う映像の呼び方です。)

4名のナレーション、それぞれどのメンバーの声かわかりましたか?