ももいろクローバーZ【コノウタ】歌詞の意味を解釈！なぜ何度でも歌い続ける？主人公が伝えたいことって？

ここでの"キミ"はファンのことです。

ももクロは「コノウタ」をファンのみんなに届けたくて頑張っています。

"つたない"というのは、まだまだ未熟な自分たちだけど今できることを精一杯やっているよという意味です。

本当の気持ちはたった一度きりでは伝わらないかもしれません。

しかも1対1で向き合って話しているわけではなく、何万人ものお客さんに向かって発信しています。

楽曲の受け取り方も人それぞれなので、なかなか伝わらなくてもどかしく思うこともあるでしょう。

それでも変わらずに発信し続ければ、いつか誰かが彼女たちの努力に気づいてくれるかもしれません。

時間はかかるけれど、諦めないで伝え続けてくれるももクロの様子に心を動かされます。

人生の分かれ道で選択を迫られた時、何かを捨てなければ何かを得ることはできません。

今の心地いい環境を捨てて、辛い道に飛び込まなくてはならないのです。

分かってはいるけれど乗り越えていく自信が無い…でもそんな時に支えてくれるのもやっぱり「コノウタ」。

ももクロがライブで見せる笑顔の裏にはいろいろな感情が隠れているかもしれません。

人生最大の選択を迫られている最中かもしれないけれど、ももクロでいる時は自然と笑っていられるのです。

それはきっと目の前に想いを伝えたいファンのみんながいるからなのでしょう。

ここの歌詞は、ももクロメンバーの決意表明のような部分です。

グループである以上、チームワークがとても大切になってきます。

誰か1人が違う方向を向いているだけで全体が少しずつ乱れてきてしまうのです。

今はまだ真っ暗で何も見えないかもしれない…それでも彼女たちは光り輝く世界を信じて進み出します。

積み重ねてきた努力に無駄なものは何もなく、着々と本領を発揮していくのです。

チームワーク抜群の最高のパフォーマンスができれば、今までの努力が無駄ではなかったことを教えてくれます。

だから途中で諦めることは決してせずに、目の前の課題に立ち向かっていくのでしょう。

華やかな舞台の裏に隠れた努力。

決して乗り越えるのは簡単ではなく、いつも必死で立ち向かってきました。

ももクロの信念でもある"常にまっすぐに歩いていく"という想いが楽曲全体を通して伝わってくるようです。

彼女たちが今まで歩いてきた道もこれから進む道も平坦ではないかもしれません。

分からないからこそ、そんな時にブレない強い心が必要なのです。

メンバーやファンに支えられながら、これから訪れるどんなことも一緒に乗り越えていく…。

「コノウタ」はももクロとファンの絆の歌のようにも思えました。

どうしようもなく悩んだ時や答えが見つからない時は「コノウタ」を聴いてみてはいかがでしょうか。

みんながいろいろなところで努力していることが分かれば、自然と力が湧いてくるような気がします。

今回はももクロの素直でまっすぐな想いが込められた「コノウタ」について紹介してきました。

ただファンに向けただけの楽曲ではなく、メンバー自身が抱えている葛藤も描かれています。

1人の人間として物事に立ち向かっていく様子や仲間がいたからここまでやって来れたという感謝。

大きなステージで歌うということは、そこにたどり着くまでの苦難を彼女たちは乗り越えてきているのでしょう。

「コノウタ」を聴く人全員が"キミ"なのです。

そう思いながら聴くと、ももクロが伝えたいメッセージがよく分かります。

見にきてくれる人の為にも、今できる精一杯の気持ちを伝えたいという想いは素敵だなと思いました。

ももクロには100曲以上の素晴らしい楽曲があります。

その中から「コノウタ」が好きな人には是非聴いていただきたい楽曲をいくつか選びました。

まず紹介するのは「走れ！」です。