レミオロメンの『南風』はどんな曲なの!?
オリコン9位!
『南風』(なんぷうではありません。みなみかぜ)はレミオロメンの6枚目のシングルです。2005年2月に発売されオリコンチャート9位にランクインした曲
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%A2%A8_(%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%9B%B2)
レミオロメンのシングルがポツポツTOP10に入ってきて売れだした時期ですね。
プロデュースはミスチルも手がける小林武史です。そう言われれば、この軽快な曲調はミスチルに通じるものがありますよね。
ポジティブな空気感のある音。小林武史のプロデュース力とレミオロメンの個性が融合して出せたサウンドですね。
タイトルはレミオロメンのメンバーの出身地である甲府市にあるホテル名から付けられているそうです。
曲調にタイトルがピッタリなので、まさかホテル名からネーミングされたなんて意外ですね。
ベース・ギター・ドラム・キーボードの基本的な演奏に、さわやかなストリングスが重なります。ほんと『南風』というような温かいサウンドです。
このストリングスが曲のイメージを広げていますね。この弦の音がないと全く違う『南風』になってしまいます。このストリングスのアイデアはおそらく小林武史でしょうね♪
愛があふれるの歌詞が魅力的な『南風』の世界を見ていきましょう!
『南風』は主題歌に抜擢されました!
『亀は意外と速く泳ぐ』
三木聡監督作の「亀は意外と速く泳ぐ」は2005年公開。上野樹里主演のコメディー映画です。共演は蒼井優・松重豊・要潤。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E3%81%AF%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%A8%E9%80%9F%E3%81%8F%E6%B3%B3%E3%81%90
『南風』は映画「亀は意外と速く泳ぐ」の主題歌に抜擢され、レミオロメンが知られるきっかけにもなりました。
レミオロメンにとっては初めての映画主題歌です。メンバーはめっちゃよろこんだでしょうね♪
気になる方はDVDも出ていますのでチェックしましょう。
映画の中でどのように『南風』が使われているのか、予想して考えながら鑑賞するのも楽しいですよ♪
『南風』の歌詞の意味は?
愛の歌詞をチェック!
騒ぎ立てる鳥の群れ 傾いた秒針追って
南風はどこだろう? 君は探す
戸惑いなく晴れる空 光咲く水辺は花
ポケットに手を突っ込んで 君と歩く
ガラスの国に迷い込んだ
僕の心は見透かされる
出典: 南風/作詞:藤巻亮太 作曲:レミオロメン
天才的な歌詞です。イメージが鮮明に目の前に広がる歌詞。さわやかな風や空を感じる言葉が並んでいます。
気持ち良い空気感の中を君と歩いています。ポケットに手を突っ込んでいるので男の子は女の子の前でカッコつけているのかも知れません。
女の子に男の子の気持ちは筒抜けのようです。女性は感情に敏感ですから、すぐに男性の気持ちなんて分かってしまいます(笑)。
その気持ちがバレてないと思っているのが男です。
しかし、この場面では男の子は自分の感情が女の子にバレているというのは分かっているようですね。
君をもっと 愛をもっと 欲しいのさ
背中までいっぱいで眠くなるような
声がもっと 聞きたくって 近づいた
手のひら合わせたら 世界が巡る
出典: 南風/作詞:藤巻亮太 作曲:レミオロメン
ストレートな愛の告白です。愛をもっと欲しい!と高らかに歌い上げます。ここまで直接的だとちょっと恥ずかしくないですか(笑)。
その「愛が欲しい気持ち」は誰でもよく分かる感情ですが、言葉にするとむず痒いです。
しかし、この言葉は歌の歌詞なので堂々と歌えるわけですね。実際のデート中には言うのはなかなか難しい言葉です。
逆にデートで言えない気持ちだからこそ、歌にしたというのが正しいかもしれません。
「背中までいっぱいで眠くなるような」という表現は秀逸ですね。全身でしあわせと愛を感じているのがすぐに理解できます。
ここも天才的な言葉ですね。
木枯らしと枯葉の舞 かさついた両手の先
クリームを擦り込んで 君が笑う
時が止まればいいなって 真剣に僕は願う
伝えたいと思うけど 少し照れるな
出典: 南風/作詞:藤巻亮太 作曲:レミオロメン
木枯らしの紅葉のオレンジ色とクリームの白色がすぐにイメージできる歌詞です。秋の乾燥した空気とクリームの保湿との対比。
カサカサとしっとりですね。お互いに見つめ合って手にクリームを塗り込む姿が目に浮かびます。
こういうしあわせな時って、永遠に続いてほしと誰でも思いますよね。だから非常に共感できる歌詞です。
「時が止まればいいな」なんて本当は伝えたいけど、やっぱり恥ずかしいです。言うのを思いとどまった男の子の、はにかんだ表情が浮かびます。
秋は肌寒い季節ですが2人の温度は温かいようですね。