デビュー35年変わらないものは○○と○○

稲垣潤一コンサート2017・2018のチケット情報&セットリストを紹介!35周年でも変わらぬ魅力♪の画像

稲垣潤一さんは杜の都仙台出身。デビューをした1982年は、東北新幹線が盛岡までの路線を開業した年。

仙台にも新幹線で行くことが可能になりました。東京と仙台での長い下積み時代を経てデビューをした時は29歳。(現在64歳!)

 1982年当時はアイドル最盛期。29歳でのデビューはかなり、浮いていたようです。自分の音楽とスタイルを確立させていた稲垣潤一さんは、浮く・ブレるとは無縁。今でもその姿勢は変わりません。

変わらない、変えない2つはナニ?

35年間ステージに立ち続けていれば、変わってしまう所が必ずあります。ステージ側も客席側も35年の歳月を重ねたのは同じ。でも歌い続ける稲垣潤一さん、ここだけは変わらない2つがあります。

 35年を経ても変わらないのは声とフォルムです。

 特長である「ノンビブラートと湿度の低い声」は35年を経ても健在。年齢を重ねても体脂肪・内臓脂肪どちらの量もほぼ変わっていません。(半分以上想像ですが…)

必要以上の圧を感じさせず、変わらないシルエット。

 35周年を記念したコンサートツアーも最終コーナー。2018年の8本を残すだけになりました。今回は2017年12月15日のコンサートの「セットリストリアル参戦リポート」の報告をさせて頂きます。

35th Anniversary 稲垣潤一コンサート2017♪

2017年6月の群馬市民文化会館を皮切りに、35周年記念コンサートツアーの幕が切って落とされました。

日本国内をほぼ網羅して2017年は18本を催行。私は今回3度目の参戦です。

 セットリストに大きな変更はないとはいえ、MCやホール内の空気はその都度ちがうので、ワクワク・ドキドキは毎回同じ。

クリスマスも近いので今回はナニかある? などと勝手にシナリオを作りつつ出発です。

2017年12月15日(金):かつしかシンフォニーヒルズ モーツアルトホール

ホール名にクラシック界の神童の名前がついている、とても音の良いホールです。反響の柔らかさは、JIの声に没頭させてくれます。個人的には好きなホールの1つ。

 金曜日なので、お仕事帰りの女子や独り男子ファンの姿が見受けられます。平均年齢が高めの設定であることは、否めません。

土日ならご夫婦で来場の姿をよく見かけますが、師走の平日ということもあって、今回は少なめでした。

 ほぼ定刻の18時31分、待ちに待ったコンサートがスタートしました。

スタートはドラムの叩き語り♪35周年記念コンサートセットリスト

ステージの真ん中に置かれたドラムセットからコンサートは始まります。デビュー前から続けているドラムを叩きながら歌う、JIスタイルにオーディエンスはくぎ付けです。

まずは前半のセットリスト

さらば愛しき人よ(ドラム叩き語り)
悲しきダイヤモンド・リング(ドラム叩き語り)
セブンティ・カラーズ・ガール
MC
週末のStranger
夕焼けは、君のキャンバス
ロング・バージョン
MC
悲しみは優しすぎて
A Glass of the Sorrow
日暮山
夏のクラクション
MC
どうせ始まらない(渡部沙智子さんとデュエット)
MC
ブルージン・ピエロ(塩入さんのピアノ伴奏のみ)
MC                 

出典: https://twitter.com/setlistsoku/status/942780242728325120

1980~90年代のアルバムに収録されている曲から始まりました。ドラムセットを一段高いところに設置して、叩きながら歌う姿は稲垣さんのコンサートではフツーのこと。

叩き語りの姿を見ないと、コンサートに参戦した気分になれません。

 デビュー当初から多くのCMソングを担当。「セブンティ・カラーズ・ガール」は1989年の化粧品、「夕焼けは君のキャンバス」は2016年から車のCMに使われています。

 特筆すべきは「夏のクラクション」6月・9月はこれが最後の最後に歌われました。予感は当たったのかもしれません。

今日の最後の最後は期待していたあの曲?? とセットリストの変更にドキドキが止まりません。

 恒例になったデュエット曲も変更されました。以前は山本彩さんとデュエットした「過ち」でした。

今回は「どうせ始まらない」に変更。沙っちゃんの歌唱力は本家の水谷千恵子さんとの遜色ありません。

 バラードの後は後半戦に入ります。

メンバー紹介です♪

メンバー紹介も忘れてはいけません。

ピアノ・キーボード. 塩入俊哉さん コーラス.渡部沙智子さん ベース.岡沢茂さん ギター.渡辺格さん

ホッとできる、いつものメンバー達です。塩入さん・岡沢さん・渡辺さんの3人は音楽以外の仕事は経験なしの、業界のレジェンド。

 山田さんは居酒屋でのバイト経験、稲垣さんはリサイクル業(チリ紙交換)でのバイト経験ありという、お互いの苦労話でMCは盛り上がりました。

稲垣潤一コンサート2017・2018のチケット情報&セットリストを紹介!35周年でも変わらぬ魅力♪の画像

1人のアーティストとしてCDも出しています。塩入俊哉さんのピアノはJIの声を引き立てます。

35年分のメドレーは途中退席が許されない?!