最初は嫌がっていた主人公。
でも、もう恋心を認めることにしたようです。
意外とあっさりですね。
周りが何と言おうと「君」のことが好き、と言い切る姿には格好良さすらあります。
「自分のペースが乱れるほど好きになるなんて……。」
「一目惚れ?ヤダ、嘘でしょ?」
さっきまでこんな感じで動揺していたのに、あっという間にマイペースを取り戻しました。
今までの歌詞から、なんとなく“マイスタイルを持った強い女性”な人物像が浮かびます。
ふんわり可愛い系の女性というよりかは、そちらの方が近いような気がしませんか?
ただ、このイメージにはAOAのメンバーの印象も影響していると思いますが……。
ちなみに、最後の「チョア」とは「好き」という意味の韓国語です。
当たり前ですが、AOAのメンバー“チョア”のことではありません。
君の声に胸キュン〜フックパート〜
胸キュンするのよ
君の声は心に刺さるの
ときめいて
胸キュンするのよ
あの時から
抜け出せないんだよ
出典: 胸キュン/作曲:Brave Brothers・MR.KANG・CHA KUN 作詞:KANATA NAKAMURA
「胸キュン」を「君の声は心に刺さるの」という一文で表現しているの、凄くないですか?
“声が心に刺さるから胸がキュンとする”……素敵な表現です。
主人公は「君」の声を聞くたびにときめいて、一目惚れした瞬間に引き戻されてしまうようです。
声や香りって記憶によく残りますからね。
私どうしたらいいの?〜サビ〜
なぜかキュンキュンって
心 跳ねる
君にキュンキュンって
付いていくの
私どうすればいい?
強くギュッギュッて抱きしめてよ baby
出典: 胸キュン/作曲:Brave Brothers・MR.KANG・CHA KUN 作詞:KANATA NAKAMURA
「君にキュンキュンって付いていくの」という部分。
付いていく時の擬音として「キュンキュン」は少し違和感があります。
そこでハッと気づきました。
これは子犬が甘える時の声を表しているのではないでしょうか。
そう考えると辻褄が合います。
子犬のように付いていきたくなるほど「君」が好きでたまらないんですね。
しかし、歌詞は「私どうすればいい?」と続きます。
好きだけど、自分からどんなふうに振る舞ったらいいかわからない。
きっとフラれたらどうしようという思いもあるのでしょう。
そんな片想い特有の悩みを抱え、苦しみます。
「君」が抱きしめてくれたら全て解決するのに。
最後の「強くギュッギュ〜」という部分にはそんな切実な思いが込められていそうです。
鈍感な「君」〜ラップ&2番Aメロ〜
君に少しでも知ってほしい感情ごと
それでも気づいてくれない気持ち
ズキンズキンする
あんなヤツのどこが好きと
友達は聞いてくるけれど
放っといてって わかる?
出典: 胸キュン/作曲:Brave Brothers・MR.KANG・CHA KUN 作詞:KANATA NAKAMURA
「君」は結構鈍感なタイプのようです。
主人公の恋心には全く気づいてくれません。
そんな状況を見かねて茶々を入れてくる友人たち。
それでも主人公は「君」への想いを簡単に諦める気はなさそうです。
周りが何と言おうと好き!〜2番Bメロ〜
とろけちゃうけど触れてほしい〜2番フックパート〜
胸キュンするのよ
見つめられると
とろけちゃいそうで
ときめいて
胸キュンするのよ
その指先で
ちょっと触れてみてよ
出典: 胸キュン/作曲:Brave Brothers・MR.KANG・CHA KUN 作詞:KANATA NAKAMURA
「君」の声も視線も、その全てにドキドキしてしまって堪らない主人公。
なのに「君」の指先で触れてほしいだなんて……。
大丈夫でしょうか?
声だけでヤバいのに、触れられたらオーバーヒートして倒れてしまいそうですね。
でも、この歌詞を歌うAOAはセクシーで最高です。
強く抱きしめてくれたら……〜2番サビ〜
2番サビは1番サビと同じ歌詞です。
こんなに「君」の近くにいるのに、どうしたらいいかわからない。
せめて「君」からのアクションがあれば楽になれるのに。
そんなふうにして、主人公はまだ悩んでいます。