南條愛乃【サヨナラの惑星】歌詞を徹底解説！退廃的な美しさに酔いしれたい…アニメ「グリザイア」ED曲

2019年3月13日に発売された「サヨナラの惑星」。

この曲は同年2月に発売された「君のとなり　わたしの場所」に引き続いて発売されたシングル曲です。

この曲はアニメ「グリザイア　ファントムトリガー」のED曲としてタイアップされています。

ファンの間ではグリザイアシリーズで南條さんがED曲を歌うのは恒例のような認識があるのです。

しかしすべての人が良く分かっているともいえないので簡単にグリザイアシリーズから触れていきましょう。

上記のノベルゲームから派生した後にアニメ化したもののED曲を南條愛乃さんがいくつか担当しているのです。

非常に人気のあり歴史の深い作品であるためコアなファンも多い作品となります。

最近発売されたグリザイアファントムトリガーも名だたる声優陣が起用されていて、豪華な仕上がりにさすがグリザイアといわんばかりでした。

このサヨナラの惑星は南條さんのシングルにおいて9枚目のものになります。

5年間の間に9枚シングルを出してきたのですね。

fripSideでの活動や他のアニメ作品の活動などを考えると非常にハイペースだと思いませんか？

それでもなお活動のクオリティが落ちないこと、ファンへの気遣いが感じられる点が南條さんの応援される理由の1つとなっています。

作曲に関しても南條さんのグリザイアタイアップ曲ではおなじみのクリエイターが起用されています。

グリザイアシリーズのシナリオライターとしても活躍する桑島由一さん。

日本のアニメソング界に旋風を巻き起こし続けているクリエイターチーム・Elements Gardenの藤間 仁さんです。

このコンビは南條さんの他のグリザイアタイアップ曲でも参加しています。

桑島さんの作品の世界観に沿った歌詞、とその言葉選びには経験と実力が。

藤間さんの作曲にはインパクトのあるものが散りばめられている中にある繊細さが表れています。

この曲に関してもストリングスの味わいが存分に活かし世界観をより表現しています。

この曲だけでなく多彩な手法やジャンルを用いて素晴らしい楽曲を多数作っているため、ぜひこの曲と合わせて他の曲も楽しんでみてください。

この楽曲は先ほども言った通り音楽的にも壮大な表現がなされています。

それに加えて歌詞の悲しい物語が組み合わさることで美しくどこか切ない仕上がりの曲です。

インパクトのあるサウンドの中の美しい旋律が上手く機能しています。

この雰囲気の中に南條さんの透明感のある声があることでより深みのある曲に聞こえることでしょう。

切ない曲であるのにどこか心地よい。そんな1曲です。

ここからは実際にサヨナラの惑星の歌詞について考えていきます。

この歌詞の世界観はどうも楽しいものではないようですね。

この世界観のイメージを簡単に述べるとすれば、禁断と現実逃避ではないでしょうか。

こういわれてもピンとこないと思いますので、歌詞を見ながら考察しましょう。