この主人公は、心に闇(=冷えた感傷)を抱えていたのでしょう。

しかし「君」に出会って、この主人公の心の闇は消えたのだと思います。

主人公の心を救ってくれた「君」。

心から「君」のことが好きだから、こんなにも激しく求めているのだと推測できます。

「君」にもっと近づきたいけど…

緩やかに溶けていた光の節理と
私の記憶を接続したい
景色が輝いた 君がそこにいたから
どれだけの障壁も越えて君が欲しい

出典: 略奪/作詞:みやかわくん 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ

「君」が主人公に与えてくれた光。

その光によって、自分の心を癒したい(=私の記憶を接続したい)と思っているようです。

「君」が与えてくれる光は、主人公の心を引き上げてくれて、世界を輝かせてくれます。

そんな「君」にもっと近づきたいと思っている主人公。

しかし「君」に近づくためには、いくつもの問題(=障壁)をクリアしないといけません。

主人公に対して、優しく接した「君」

Underground Underground
見せかけの旋律に
Underground Underground
僻まれてた僕を
Underground Underground
君が救ってくれた
Underground Underground
誰よりも愛してる

出典: 略奪/作詞:みやかわくん 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ

長い間、心に暗い闇(=Underground)を抱えていた主人公。

周り(=見せかけの旋律)から受け入れてもらうことができずに、ずっと僻まれていました。

しかし「君」は主人公に対して、心優しい態度をとってくれたのです。

そんな優しい「君」のことが大好きで仕方ないということが、この歌詞から読み取れます。

「君」に出会って、道を正すことができた

Underground Underground
もう二度と間違えない
Underground Underground
決して邪魔されぬよう
Underground Underground
光を取り戻した
Underground Underground
その先で待つ2人の光へ

出典: 略奪/作詞:みやかわくん 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ

主人公は「君」に出会う前まで、ずっと間違った道を選択していました。

しかし「君」と出会ってから、本当に正しい道を見つけることができたのです。

これからはもう間違えないで道を歩んでいこうと決めている主人公。

そして「君」とともに、明るい生活を送りたいと思っているようです。

この主人公は「君」のことを恩人のように感じているのでしょう。

異性として好きという感情もあるのでしょうが、それだけでなく深い感謝の気持ちも描かれていますね。

「君」のことが好きすぎて…

さぁ夜明けまで踊ろうか
二人きりの甘い恋を見せよう
君のこと全部みたい
Fly me, fly me through the night
あなたと永遠の夢へ
絶対もう逃がさない
誰も彼も触れさせないから STAGE

出典: 略奪/作詞:みやかわくん 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ

ここの部分では、再び「君」を独り占めしたい気持ちが描かれています。

「君」が他の存在に取られることを、ひどく恐れている主人公。

「君」を奪い取ろうとするライバルたちには一切容赦しない!といった強い感情を感じ取れます。

「君」のことが好きすぎるあまり、少し粘着質な気持ちになっているのかもしれませんね。

2番~ラストの歌詞

言葉遊びが心地よく響くラップパート

あぁ君と見間違うくらいに顔を拭くなんて
時間をトゥナイト 君にプレゼント
この言葉クレッシェンド
赤のバタフライ クレイジー終われない
永久に続きそのダンスを見せたい
とめどなく溢れる感情に
繰り返し消えてくこのリリカル Step Your Void

出典: 略奪/作詞:みやかわくん 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ

ここでは、韻を踏んだ言葉遊びが展開されているようですね。

意味のある言葉というよりかは、リズムや響きの良さを優先した言葉なのではないかと解釈しました。

でも、暗号のような言葉がずっと並んでいるので、もしかしたら深い意味が隠されているのかも!?

気になる人は、さらに深掘りして意味を考察してみるのも楽しいかもしれません♪

今度は主人公が「君」を助けようとしている…?