1996年の名曲!
4thアルバム『True』収録
この記事は『L’Arc~en~Ciel』の名曲『flower』について書いています。
バンド『L’Arc~en~Ciel』は現在では説明不要なほど有名になりました。
『flower』はそんな彼らの人気を伸ばすのに一役買った曲です。
この『True』はラルクのアルバムで初めてオリコン1位を獲得したものです。
他にも「風にきえないで」、「Lies and Truth」、「the Fourth Avenue Café」が収録されています。
それまでの退廃的な雰囲気を引き継ぎつつも、ポップなアプローチでファンを増やした時代でした。
ハーモニカが印象的!
『flower』はハーモニカの音色が効果的に使われている曲です。
MVやライブで使用されているのはブルースハープというハーモニカになります。
ライブで『flower』を演奏した後はhydeさんがハーモニカを客席に投げることも。
この記事では後程、ハーモニカの楽譜もご紹介しますのでお楽しみに。
ファンからの人気が高い曲『flower』
日本での人気投票で1位に!
ラルクの曲で最も人気のある曲はなんだろう?
ファンの方は、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
その答えは2001年発売のベストアルバム『Clicked Singles Best 13』で分かります。
日本で人気投票第1位となったのは、『flower』でした。
また、2006年開催ライブ「15th L'Anniversary Live」の演奏曲目リクエスト投票で2位になっています。
いかにファンに人気の曲か分かりますね。
hyde作詞・作曲
ファンからの支持が絶大な『flower』ですが、曲の製作者であるhydeさんはどう思っているのでしょうか。
表題曲「flower」について発売当初、作曲者であるhydeは「この曲が売れなきゃ俺か世の中どちらかが間違えてる」と発言していた。また、hyde自身は当時この曲を良い曲と思っておらず、2010年のインタビューにおいて「時代を俯瞰で見て、今だったらこういう曲を作れば売れるだろうと狙って作った曲」「自分のなかではちょっと不思議な存在の曲ですね。自分の価値観とはちょっと違う」とコメントしていた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Flower_(L%27Arc〜en〜Cielの曲)
と、少しビジネスライクなコメントをしています。
hydeさんはラルクというバンドを知ってもらうための「主力商品」としてこの曲を作ったと言えるでしょう。
「売れる」曲、つまり老若男女から支持を得る曲を「狙って」作れるhydeさんの才能を感じます。
自信作ではあるものの、hydeさんからは遠回しに「個人的な好みではない」と言われていた『flower』。
しかし、2018年には、この曲についての印象が変わったようです。
また、2018年のインタビューにおいて、同年に開催したソロでのアコースティックライブツアー「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 -黑ミサ ASIA-」でこの曲披露した際に、「初めて"あ、良い曲だな"とやっと気が付いた」と述べている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Flower_(L%27Arc〜en〜Cielの曲)
長年、ファンの人気が高い曲でしたが、20年以上経て「初めて」製作者は良さに気づいたのです。
面白い事実だと思いませんか。
今後、ライブで『flower』を聴ける機会が増えそうですね。