Perfume【ポリゴンウェイヴ】歌詞の意味を考察!人工の太陽とは?感じたい"夢"とは何かを読み解くの画像

ポリゴンウェイヴ  涙って
カクカクしたって流れるわ
作り物だらけの世界で 感じたい

出典: ポリゴンウェイヴ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

現代の情報社会は、会わずに会話をしたり簡単に作品の発信ができたり、便利な世の中です。

インターネットの世界はある意味仮想現実ともいえ、ネット上で友人を作ることも当たり前になっています。

しかし、ネットでの誹謗中傷等の問題が取り沙汰されているのも現状です。

いくら作り物の仮想現実の相手でも、画面上のポリゴンで表されたキャラクターでも、画面の向こうは人間

つまり見た目のカクカクに反して、しなやかでフクザツな感情があるのです。

作り物の世界に浸っても、ここは夢ではなく現実なのだということを忘れてはいけません。

コロナ禍の世界はずっとは続かない

Perfume【ポリゴンウェイヴ】歌詞の意味を考察!人工の太陽とは?感じたい"夢"とは何かを読み解くの画像

体温がなくて
そばに誰もいないなんて
言葉が出なくて
宙に手を伸ばしたって

出典: ポリゴンウェイヴ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ

体温も言葉もない。

やはり、ゲーム上のキャラクターのようです。

宙に手を伸ばしても、触れられるのは人工の景色だけ。

もちろん、画面の向こうのキミにも届きません。

仮想世界ではありますが、これは感情だけがあるキャラクター達の残酷な現実なのです。

しかし考え方を変えると、現実に生きる私達はその真逆に生きている!というありがたさも感じられます。

コロナ禍で、このキャラクターのように誰もいない寂しさを味わった人も多いでしょう。

しかし、その現実はずっと続くわけではないのです。

「景色のせい」について考察!

こちらのフレーズが、コロナ禍の「会えない」状況を表現しているようにも聴こえました。

不要不急の外出は自粛するしかないので、太陽の代わりに人工のブルーライトなどを浴びて過ごしています。

「キミ=大事な人」に会うこともできません。

そしてそれはすべて新型コロナウイルスや緊急事態宣言のせい。

つまり「景色=自分ではどうにもできない現象」のせいなのです。

自ずとオンラインで過ごす機会が増えたコロナ禍は、ある意味「近未来的」「都会的」でもあります。

でも本当は大事な人にも会いたいし、コンサートやフェスも楽しみたい。

そんな本音を隠して「都会でしょ」と強がっているようにも感じました。

最後に

Perfume【ポリゴンウェイヴ】歌詞の意味を考察!人工の太陽とは?感じたい"夢"とは何かを読み解くの画像

近未来的で、異世界を感じさせられて、でもなんだか知っている感覚のような気がする。

「ポリゴンウェイヴ」の歌詞を聴くと、そんな不思議な感覚に陥ります。

今回はストーリーの世界観そのままの考察と、現実にも当てはまるフレーズの解釈をしてみました。

記事中でも紹介した「TOKYO GIRL」「ワンルームディスコ」もぜひ聴いてみてください。

「ポリゴンウェイヴ」での「都会」観の考察が深まります。

テクノポップのガールズユニット、Perfumeの「TOKYO GIRL」は、大都会での成功を夢見る女の子のマインドを歌った曲。そのポジティブな歌詞が感じさせてくれるものとは。リアルなTOKYO GIRL、そして未来のTOKYO GIRLに贈ります。

本格的なテクノサウンドとハイヒールが美しいシンクロダンスで大人気のユニット、Perfume(パフューム)。 そんな彼女たちが歌う新生活応援ソング「ワンルームディスコ」の情報はこちらから!

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね