恋愛の歌で女性から支持されるシンガーソングライター、erica
SNSを使った口コミでその存在を広めていくという、時代背景に則った活動で徐々に世間に浸透し始めたシンガーソングライター、erica。
彼女は恋愛に関する楽曲を多く手掛けることで10代20代の女性を中心に人気を集めていますが、人気の理由はそれだけではありません。
人気の理由はファンとの距離の近さ
SNSを通じて、悩みや相談を受付け、30秒ほどの短い曲で返事をするなどのファンとの交流も行っている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Erica_(歌手)
楽曲が魅力的であることは大前提ですが、彼女の人気の理由はファンとの距離の近さにもあるのではないでしょうか。
SNSを通して悩み相談を受けるericaはまるで友達や親身になってくれるお姉さんのよう。
ファンの想いに対して真剣に向き合う姿がまた人を感動させ、彼女は支持されていったのです。
音楽はときとして言葉以上に人を突き動かす力を持っています。
自分の悩みに真剣に向き合ってくれた答えが音楽に乗せられるなんて、それはまた素敵な話ですね。
「あなたがいた日」と地繋ぎのストーリーが描かれた失恋ソング「失恋した日」をリリース
そして今回紹介するのはそんな彼女が2018年12月3日、4日と2日連続の配信リリースを行ったことで話題を集めた楽曲「失恋した日」。
リリースされた2曲のうち、この曲がリリースされたのは4日です。
3日にリリースされた「あなたがいた日」と並んで両方が失恋ソングになっているのですが、どうやらそのストーリーも地繋ぎになっているという話。
まるで連続ドラマを放送するかのように、続き物のストーリーが込められた楽曲が連日リリースされるという粋な試みです。
やはり「告うたのカリスマ」と呼ばれるだけのことはあり、ロマンチックな装いを見せてくれますね!
リリースに際してもファンと真剣に向き合う姿勢が…
4日の「失恋した日」のリリースの際には本人のTwitterにてこんなコメントも。
みんなからのコメントが嬉しくて
とても大切で
1つずつ読むの。
もう1つ読んだら寝よう。
もう1つ読んだら…
の無限ループ。
今日も私は私らしく。
あなたはあなたらしく。
出典: https://twitter.com/erica1119_music
やはり新曲のリリースに際してもファンに対して真剣に向き合う姿が垣間見えました。
SNSを通しての彼女の成功はその人となりがあってこそのもの。
そう考えるとこれは彼女が時代に則ったというよりも、時代が彼女に味方したと言った方が腑に落ちますね。
この他にも、ericaの投稿を追って行けばその温かい人柄を至る所で感じることができるのではないでしょうか!
歌にも温かな人柄が表れている
優しく語り掛けるようでもあり、感情の高ぶりを表すようでもある。
そんな印象を受ける歌声は聴き手の気持ちに寄り添うかのよう。
息を荒げたように歌うサビは、彼女の歌唱力を持ってすれば本来そこまで力を入れずともきっと歌えるのでしょう。
それはまさに失恋に対する感情移入の成せる抑揚。
きっと彼女は人の失恋にも感情移入出来る優しい人なんだろうな…というイメージが歌声から伝わってきます。