C&K【55】アルバム収録曲をすべて解説！「55」は何を意味している？アルバムへの想いを紐解く

ユニークな歌詞のレゲエナンバーで、歌詞に深い意味は全くございません。

これが切ないバラードを歌ってるC&Kと同じユニットかと思いたくなるほど愉快な曲です。

そこが彼らの魅力なんですが。

曲のタイトルそのまま銭湯で疲れた心と体を癒そうという内容です。

鹿児島市でロケされたMVは歌詞の内容にぴったりです。

銭湯「亀乃湯」ほか、鹿児島の街が随所に出てきます。

サラリーマンとショッカーの取り合わせがなんともシュール。

歌詞に出てくる銭湯員は戦闘員（ショッカー）だったようです。

このアルバムは実質「入浴」が終わりで、あとの2曲はおまけになります。

「Y (naked ver.)」はピアノ伴奏だけで歌われるシンプルなバージョン。

飾り気がないだけに、この曲の歌詞とメロディが引き立ちます。

スタンダードバージョンに馴染んでから、こちらを聴くと新鮮に感じられます。

ボーナストラックの「帰れ」はスローテンポなピアノに乗せて語り掛ける歌詞で始まります。

このモノローグはC&Kの視点からファンに向けたメッセージと取れます。

ライブのアンコールでは「帰れコール」と相まって定番になっています。

どのアーティストでもライブはそれぞれに独特な雰囲気があります。

C&Kにとって「帰れ」は別れの挨拶になっています。

ライブは終わりだから皆これで帰れよ。また会おうな。

という意味なのですが、名残惜しいファンが「帰れ」を合唱で返すという不思議な雰囲気に包まれます。

この曲はファンとの一体感をより強める役割を担っています。

それだけにこの1曲を最後に入れてくれたのは、本当の意味でのありがたいボーナスになりました。

残念ながら2017年に続いて2018年も紅白出場は叶いませんでした。

大みそかのNHKホールで「Y」を歌うC&Kの姿をファンはどれほど心待ちにしているか。

いろいろと大人の思惑がからむので、必ずしも狙って出場できるものではありません。

だけどC&Kはこれからも素敵な曲を生み出してくれるはずで、いつかは夢が叶うと信じましょう。

C&Kの楽曲をもっと詳しく知りたい方。

他にもこんな記事があるので、ぜひご覧になってください。