「オーバーシーズ・ハイウェイ」ってどんな曲?
1st EP『Overseas Highway』収録のリード曲
2021年リリースの1stEP『Overseas Highway』のオープニングを飾るリード曲です。
ネット発のミュージックシーンを牽引する「Orangestar」との五年ぶりのコラボが実現しました。
夏の青空を疾走するようなハイトーン・メロディが爽快な楽曲に仕上がっています。
作詞はウォルピスカーター本人が手がけ、新しい世界を展開しています。
フジテレビ系TVアニメ『デジモンアドベンチャー』のED主題歌
長年にわたり日本のアニメ史に名を残す『デジモンアドベンチャー』のED主題歌になっています。
子供のみならず大人にも大人気のアニメのED主題歌ということで、耳にされた方もいるのではないでしょうか。
デジモンの世界観を音と言葉で彩り、デジモンワールドをさらに盛り上げます。
少年・少女のワクワクする心を忘れない大切さを教えてくれる楽曲は大注目です。
歌詞を読み解く
未知なものへのワクワク感
歌詞全体から感じられるのは、未知なものへのワクワク感です。
経験したことのないものへの挑戦とドキドキ、それを夏のイメージと重ねてうまく表現しています。
子供の頃の夏休みのあの時間は、毎日が未知の時間で非日常です。
どこへ行って何をしよう、今日はどんな事が待っているんだろう、と心躍らせる。
そんなワクワクする気持ちとドキドキで、夏の色はいっそう鮮やかに彩られます。
夏の暑さもセミの声も眩しい日差しも、すべてが祝福してくれているような夏休み。
そんな夏休みをイメージしながら歌詞を読み解いていきましょう。
目を輝かせてワクワクしかない
今混ざり合ってくボーダー
『ここからは人類未踏です!』
青い空 海の果て
望む限りのすべてがあるから
出典: オーバーシーズ・ハイウェイ/作詞:ウォルピスカーター・Orangestar 作曲:Orangestar
まさに目の前に広がる無限の可能性にワクワクしている様子がうかがえます。
日常生活のしがらみから解放される感覚を、”混ざり合ってくボーダー”と表現しているのでしょう。
”人類未踏”という言葉に、誰も経験したことのない世界に足を踏み入れる期待感が滲み出ています。
どこまでも続く青い空と海に、心が解放されてどこまでも飛んで行けそう。
想像はボーダーレスで何でもできる気がしている無敵な少年・少女がそこにいます。
誰も知らない冒険の始まりです。
ここから始まる
終わりなんかないぜそうさ
ここは今僕らの出発点
青い空 海の果て
誰も知らない明日はあるから
出典: オーバーシーズ・ハイウェイ/作詞:ウォルピスカーター・Orangestar 作曲:Orangestar
引き続き少年・少女の心は踊ります。
ある種の決意表明のように、終わりのない冒険への”出発点”といい切ります。
”誰も知らない明日”というのは、”明日は誰も知らない”とは微妙に意味が違うように感じます。
明日という日を誰も経験していないという後者の意味よりも、初めてしかない感覚。
人類誰もが経験したことのない冒険が待っている明日、そんな感じではないでしょうか。
夏休みで、海や山に連れて行ってもらった時の非日常な感じによく似ています。
歩く道も食べる物も、何もかもが新鮮に感じます。