【THE BLUE HEARTS】のおすすめアルバムランキングベスト10！名曲と共に歴史を振り返る

THE BLUE HEARTSの2枚目のアルバム「YOUNG AND PRETTY」。

初めてタッグを組む佐久間プロデューサーの厳しいジャッジに苦しみました。

1曲目の「キスしてほしい」は2枚目のシングルとしてリリースされました。

イントロで聴こえるファルセットボイスはベースの河口純之助によるもの。

思わず口ずさみたくなるフレーズです。

3本のCMに起用され、カバーバージョンは4本！

ストレートな歌詞とキャッチーなメロディは、このアルバムの幕開けにふさわしい曲と言えるでしょう。

1993年リリースの7thアルバム「DUG OUT」は、6th「STICK OUT」と対をなすアルバムとして制作されました。

「STICK OUT」はアップテンポの曲、「DUG OUT」はミディアムな曲をメインに収録しています。

「夕暮れ」「パーティー」の2曲がシングルとしてリリースされています。

「DUG OUT」が制作されたのは、THE BLUE HEARTSの活動の後期にあたる時期。

この頃甲本ヒロトは、バンドの限界を感じていたそうです。

そんなアルバムの中で10曲目に位置する「夕暮れ」は、作詞・作曲ともヒロトが手がけています。

昼とも夜ともつかない夕暮れの空と、白黒はっきりさせる必要はないというメッセージ。

この曲は、どこか初期のTHE BLUE HEARTS、初期の甲本ヒロトを感じさせます。

大ヒットを記録した4枚目の「BUST WASTE HIP」から1年。

5枚目のアルバムとしてリリースされたのが「HIGH KICKS」です。

シングルは「あの娘にタッチ」「TOO MUCH PAIN」の2曲。

前作ほどではないものの、オリコン最高位は3位に到達しました。

THE BLUE HEARTSがデビューする前から演奏していた名曲。

それが12曲目の「TOO MUCH PAIN」です。

ハーモニカの音色が印象的なこの曲、初期からのファンはアルバム収録を待ち望んでいました。

しかし初めて音源化されたのはデビューから4年、5枚目の「HIGH KICKS」だったのです。

真島昌利は「忘れていた」というニュアンスでインタビューに答えていましたが、本心なのか分かりません。

THE BLUE HEARTSにとって非常に大切な曲だったのは間違いないでしょう。

初期に在籍していたレーベル・メルダック時代のベストアルバム「MEET THE BLUE HEARTS」。

バンド結成10年を祝って1995年にリリースされました。

DISC1にはアメリカで行われたライブから「僕の右手」「ハンマー」の2曲が収録されています。

DISC2にはいわくつきの「チェルノブイリ」「ブルーハーツのテーマ」がラインナップ。