恋の歌ランキング男性編 第5位 アイ/秦基博

この歌の歌詞はかなりテクニカルです。
「恋」とか「好き」とか「キス」といったわかりやすいラブソングの定番フレーズは一切使われていません。
タイトルになっている「愛」ですら、たったの3回しか使っていません。
サビで登場するのは最後のフレーズの一度きり。
なのに、確かにこの曲はラブソングなんです。
それも、恋模様をまるで鏡のように映しとり、この歌を聞けば恋心にまるで水面のように波紋が広がる。
ラブソングの定番フレーズを封じたにもかかわらず、ここまで美しく愛を表現できるとは感服です。
ん?どんな歌詞なのかって?
実際に、秦基博の歌声で聞いてみることをお勧めしますよ。
恋の歌ランキング男性編第4位 高嶺の花子さん/back number

恋の歌ランキング第4位はback numberの「高嶺の花子さん」
片想いと言えばback number!
back numberと言えば片想い!
好きなんだけどその想いを口にする勇気もアタックする度胸もない主人公。
普通なら決してラブストーリーの主人公にはなりそうにない所に視点をフォーカスさせる清水依与吏のセンスが多くの男心をつかんで離しません。
ジョークの効いた歌詞にはクスリと来るところもあるけど、ふと我に返ると、この無様な男は俺のことじゃないかと気づいてしまい、思わず苦笑いをしてしまう、そんな曲です。
buck numberだと他には「ヒロイン」も捨てがたいですね。
恋の歌ランキング男性編第3位 小さなこいのうた/MONGOL800

恋の歌ランキング男性編第3位は「MONGOL800の小さなこいのうた」。
他の恋の歌と比べると、「小さなこいのうた」の歌詞はとてもストレートです。
でも、ロックンロールとは思いのたけをそのままぶつけることこそが真髄。
軽快なロックサウンドで紡がれるストレートな言葉の数々に身を揺らすと、「恋してよかった」そんな気分になります。
MONGOL800ではほかに、GO!GO!7188の曲をカバーした「こいのうた」があります。
紛らわしいですが、こちらもおすすめです。
恋の歌ランキング男性編第2位 前前前世/RADWIMPS

恋の歌ランキング男性編第2位はRADWIMPSの「前前前世」。
2016年、日本中を席巻した「君の名は。」
その主題歌であった「前前前世」は映画を離れ、単にラブソングとしてもそのクオリティの高さを見せつけています。
二人の間の距離はわずか数十cmでも、その間に存在する「恋」には宇宙とも運命とも表現できる無限の広がりがあります。
この数十cmの壮大な宇宙を、激しくも爽快なロックサウンドで奏でています。
恋の歌ランキング男性編第1位 奏/スキマスイッチ

恋の歌ランキング男性編の第1位はスキマスイッチの「奏」!
いくら恋人同士と言っても離れていると不安が募るもの。
自分の知らないところで気持ちが離れていってしまっていないか。
自分の知らないところで新たな出会いをしてしないか。
「好き」の一言は何よりも強い一方、「好き」の一言だけを信じることは何よりも心細いものです。
そんなはかない二人の想いをつなぐのにこの歌は一役買ってくれます。
特にCメロのドラマチックな描写は圧巻です。
「そんな恋したことねーよ!」「まだ始まってもいねーよ!」という人は、スキマスイッチの「ガラナ」がおすすめ。
一歩踏み出せない背中を押して(突き飛ばして?)くれますよ。