練習を積み重ねるうちに絆はより強固なものとなりました。
「青春」を謳歌したからこそ得られる素敵な経験を、どのように表現するのでしょうか?
胸に響き渡る
その眼差しが好きだよ
胸の奥まで真っ直ぐ届くから
走り出す瞬間に
背中を押してくれる ああ
出典: エチュード/作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純
これは「君」に向けた「好き」だと思います。
真っすぐな眼差しで応援してくれる「君」の言葉は、いつだって胸に響き渡る…。
心強い存在である「君」を慕っているのでしょう。
チームメイトって素敵だなとつくづく考えさせられます。
いつまでも忘れない
忘れることはないよ
駆け抜けたこの日々を
出典: エチュード/作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純
夢中になって野球に取り組んだ毎日は、心に大きな影響を与えたのでしょう。
どんな未来が待っているかは分からないけど、この思い出はいつまでも胸の中で咲き誇る。
そう確信できるほどなのですね。
それだけ悔いのない毎日を生きていることがうかがえます。
心強い手
「行っておいで 大丈夫だから」
背中押してくれた友達
震えるこの手を振って
一歩ずつ階段をのぼってゆくよ
出典: エチュード/作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純
試合などでプレッシャーを感じてしまい、思うように動けなくなる性格の人もいるでしょう。
「八月のシンデレラナイン」でも、緊張負けして動けなくなる様子が描かれていました。
そんなとき、緊張から解き放ってくれるのは信頼する仲間です。
自分ではどうにもポジティブになれない状況でも、誰かの「大丈夫」の一言に救われることがあります。
優れたチームワークは、一人でいる時よりも自信を持って行動できるという利点を生み出すのです。
みんなで夢へと進んでいるからこそ、喜びも大きなものとなるはず。
物語はさらなる展開を見せる
冒頭で飛び出した「好き」という言葉。
真っすぐでとてもキラキラしていましたね。
ここでは「好き」がさらにクローズアップされていきます。
屋上で何が待ってる?
君が待ってる
屋上の扉開けたら
出典: エチュード/作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純
屋上で待ち合わせ…「青春」を連想させるシチュエーションですね。
この扉を開けるという表現は、心の扉を開けるという意味も込められている気がします。
君のもとへ行きたい。
君とともに「青春」を楽しみたい。
そんな思いが、胸を弾ませるのでしょう。
「夏」の思い出
君のことが好きだよ
出会った日から これからもずっと
夏服を揺らす風
舞い上がるこの思い ああ
出典: エチュード/作詞:菅波栄純 作曲:菅波栄純
絆の深さがうかがえますね。
そして、「八月のシンデレラナイン」と関連した「夏」のキーワードが出てきました。
「夏」といえば甲子園の季節です。
甲子園に向けて積み重ねた努力と、培ってきた友情を実感しているのでしょう。
夏休みに部活動に熱中した経験のある人は多くいるのではないでしょうか?
あるいは、思い切り遊んだ経験が蘇る人もいるかもしれませんね。
皆さんの過ごした「夏」はどうでしたか?