第6位はアルバム『音タイム』よりタイトルソング【音タイム】

ファンクバンドであったSUPER BUTTER DOGから一転、歌モノソロユニットとしてのスタート。

SUPER BUTTER DOGの頃の遊び心は忘れず、それでいてあの頃より緩やかに、優しさを持って歌う。

そんなハナレグミとしての方向性を打ち立てた1曲となっているのではないかと思います。

シンプルながらも思わず勝手に体が動き出すような、不思議な魅力を持った楽曲

どこか耳に残るリズミカルな遊び心のある歌詞は、すでにこの頃から健在だったようですね。

彼が出演する音楽フェスイベントでも、かなり人気の高いこちらの曲。

ハナレグミといえば、やっぱりこの曲のイメージが強いかな。

そう思う方もきっと、もしかしたら皆さんの中には多いのかもしれません。

第5位『深呼吸』

いよいよランキングも折り返し!

第5位はシングル曲にもなった【深呼吸】です。

是枝裕和監督作品『海よりもまだ深く』主題歌ともなった1曲です。

主演に阿部寛、真木よう子やリリーフランキー、樹木希林や池松壮亮などなど…。

錚々たる豪華な役者陣による映画となっています。

冴えない小説家を主人公に、その彼の家族との風景を描いた今作。

主題歌となったこの曲は是枝監督からの熱烈なオファーを受けて作られたそう。

監督は楽曲製作の過程で、歌詞のない状態のメロディを聴いただけで震えるほど感動したそうです。

映画の主人公や自身を振り返ってこの曲を作ったというハナレグミ

『なりたい大人になれているか?』という彼の問いには、多くの人が心を揺さぶられます。

PVは是枝監督が映画のサイドストーリーとして新たに撮り下ろした映像が使用されているとのこと。

楽曲と一緒にぜひ併せてチェックしてみて下さい。

第4位『光と影』

【ハナレグミ】人気曲ランキングTOP10!「光と影」や「家族の風景」は何位にランクイン?初心者必見!の画像

第4位はシングル【光と影】アルバム『あいのわ』にも収録されている1曲となっています。

愛する人との時間を切ない気持ちで思い出しながら歌った歌詞は、共感する!との声が多数。

彼の穏やかで温もりのある声に、思わず目頭の熱くなった方も多いのではないでしょうか。

時代を越えて老若男女問わず、様々な人に愛され続けている1曲と呼んでも構わないでしょう。

お笑い芸人の『ミキ』亜生がSNSにUPしていた、弾き語りの動画も一時期話題になったこの曲。

YouTubeにはハナレグミがFUJI ROCK FESTIVALに出演した際の動画もUPされているようですね。

ぜひ興味のある方は、そちらも一度見てみて頂ければと思います。

音源で聴くときとはまた違った、彼の生の声だからこそ私たちに伝わってくる暖かくて大事な何か。

それが少しでも伝わってくるような、不思議な映像ともなっていますよ。

TOP3にも注目!

第3位『おあいこ』

さあ、ここからはいよいよTOP3の発表です!

第3位はアルバム『What are you looking for』収録の楽曲【おあいこ】

作詞作曲RADWIMPSの野田洋次郎が手掛けた曲となっています。

PVには堤防に座り込んで歌うハナレグミと、海沿いの道をゆっくりと1人歩く清水富美加の姿が。

彼女の穏やかな笑顔が、楽曲の優しい雰囲気にもぴったりマッチした映像となっていますね。

海辺に打ち寄せる波のような、ゆったりとした壮大なピアノバラードとなっている本作。

たくさんの愛も気持ちも思い出も、与えたつもりが与えられていた。

それに気付いた時には、すでにもう遅いタイミングでした。

失って始めて知る大事な人の存在の大きさを、反芻するように歌われた歌詞も必見です。

当たり前にいると思っていた、自分の周りの大切な人の存在。

その大事さに改めて気付けるような、そしてそんな人々と過ごす時間を大切にしよう、と思えるような。

そんな気付きを与えてくれるような1曲ともなっているのではないでしょうか。

第2位『オリビアを聴きながら』

第2位はカバーアルバム『だれそかれそ』より【オリビアを聴きながら】

このアルバムはハナレグミによる、時代を超える名曲をカバーした音源を収録したものとなっています。

キリンジの【エイリアンズ】ORIGINAL LOVEの【接吻】小沢健二の【ラブリー】などなど…。

多くの人が『この曲聞いたことある!』となるような、CMなどでもよく使われる楽曲ばかりを集めています。

その中でもこの【オリビアを聴きながら】はPVと併せて非常に人気を博している曲の1つ。

原曲の良さを残しながら、スカパラとコラボすることによって楽曲の新たな一面を引き出しています。

彼の優しく伸びやかな歌声が、楽曲の雰囲気とも絶妙にマッチしているように思います。

曲の良さと彼の良さ、どちらも引き出されたまさに名カバーとも呼べるようなバージョンですね。

第1位『家族の風景』

第1位に輝いたのはやはりこの曲!ハナレグミ1stシングルとなる【家族の風景】です。

実はこの曲、発売当初はなかなかセールスが伸びず、ずっと記録はオリコン圏外でした。

しかしハナレグミが様々な人の支持を獲得する中で、時を経て非常に多くの人に愛される楽曲となりましたね。

どこにでもあるようで自分の家にしかない、いつもの見慣れた家族の光景。

切り離したくても切り離せない、時々うっとおしいけれどやっぱり暖かい。

そんな普遍的な家族の愛情を鮮やかに切り取った歌詞が、多くの人に愛されている秘訣でしょうか。

この曲をカバーした笹川美和のピアノバージョンは、映画『blank13』主題歌にも起用されました。

これは俳優としても活躍する斎藤工の、長編初監督作品となった映画です。

高橋一生や松岡茉優、リリーフランキーや佐藤二朗らが出演したこの作品。

実話を元にした不器用な、ある家族の物語を描いた作品となっています。

原曲の歌詞に描かれたイメージとも、ぴったりマッチしたものになっていますね。

番外編:ハナレグミ名義以外の名曲もご紹介!

【ハナレグミ】人気曲ランキングTOP10!「光と影」や「家族の風景」は何位にランクイン?初心者必見!の画像

さて、ここまでのランキングでは全てハナレグミ名義の楽曲をお届けしました。

皆さんのお好きな楽曲は、ランクインしていましたでしょうか?

最後に番外編として、ハナレグミ名義ではリリースされていないけれど彼に縁の深い名曲を少しだけご紹介。

彼のマルチな仕事っぷりを、ちょっとだけ覗いてみましょう。