岡崎体育×トータス松本のビッグコラボ!

劇場版『ポケットモンスター ココ』主題歌!

岡崎体育×トータス松本【ふしぎなふしぎな生き物】歌詞の意味を解釈!ふしぎなふしぎな生き物の正体は?の画像

2020年に公開された、劇場版『ポケットモンスター ココ』

毎年大勢が楽しみにしている国民的人気アニメ・ポケモンの23作目の映画です。

ポケモンに育てられた少年とサトシたちの出会いや冒険を描いた、ハートフルな作品であるこちら。

親子の絆を描いた感動作として、子どもたちだけでなく多くの親御さんからも支持の高い映画なんだそう。

そんな今作の主題歌として書き下ろされた、岡崎体育による楽曲【ちいさなちいさな生き物】

この曲を歌う特別ゲストボーカルとして、今回はウルフルズトータス松本が迎えられています。

映画の雰囲気も感じられる!MVはこちら

歌詞をチェックする前に、ぜひ楽曲MVもあわせてご覧ください!

本作のミュージックビデオは、映画の雰囲気も楽しめるアニメ動画となっています。

この映画の重要人物である、ポケモンに育てられた人間の男の子・ココ

そしてそんな彼を育てたのが、伝説のポケモンでもあるわるざるポケモン・ザルードです。

種族の違う2人は、当然本当の親子ではありません

ですが長い年月を共に過ごした2人の間には、本物の親子と呼んでも差し支えない強い絆がありました。

そんな2人に襲い掛かる、様々な試練や困難。そして出会いと別れ

本曲の歌詞を見ながらこの映像を見て頂くと、きっとより大きな感動を感じられることでしょう。

さて、それでは早速ここからは楽曲歌詞をご紹介していきましょう。

本曲の歌詞は、一体どのような内容となっているのでしょうか?

なお一部重複する内容の歌詞については、省略してご紹介させて頂きます。

早速歌詞を見ていこう

ふしぎなふしぎな生き物って一体どんな存在?

岡崎体育×トータス松本【ふしぎなふしぎな生き物】歌詞の意味を解釈!ふしぎなふしぎな生き物の正体は?の画像

小さくて 泣き虫で やかましくて
ふしぎなふしぎな生きもの
不器用で 戸惑って 心配ばかり
ふしぎなふしぎな気もち

出典: ふしぎなふしぎな生き物/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

楽曲のタイトルにも冠された「ふしぎなふしぎな生き物」

曲の歌詞も、そんなふしぎなふしぎな生き物の事から始まります。

自分よりずっと小さなその生き物。うっかりすると、押しつぶしたり怪我をさせてしまいそうです。

しかもその生き物は、ずっと大声で泣いたり喚いてばかり。

うるさくて仕方ないのですが、どうしたら静かになってくれるのかもてんでわかりません。

ふしぎなふしぎな生き物と暮らし始めてから、生活は振り回されてばかり

それでもなぜだかその生き物を、嫌いになったりすることはできないのです。

こんなにも手がかかる生き物なら、手放してしまうのが一番楽なはず。

けれどどうしてもそれができない自分に対しても、とても不思議な気持ちを抱いているのです。

たった一つの大きな変化

“親子”ってなんだ? “育てる”ってなんだ?
わからないことだらけだなぁ
ただひとつ言えるのは
キミのために生きるようになった

出典: ふしぎなふしぎな生き物/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

大きな生き物が、小さな生き物の面倒を見たり、世話をすること。

それを世間では「親子」と呼んだり、「育てる」と言ったりするのでしょう。

けれどこの小さな生き物と自分には、血の繋がりはありません

ですから、本来ならば自分とこの生き物を親子と呼ぶのは間違っているのです。

ですがその生き物と暮らすうちに、いつしか自分には小さな変化が芽生えていました。

これまでずっと、誰でもなく自分のために生きてきた主人公。

それがいつの間にか、この小さな生き物を守るために。小さな生き物が、幸せに暮らせるように

何よりもそれを一番大事にして生きるようになったことに、ある日気付かされるのです。

子どもがいるから親、じゃないんだ

とてもとても嬉しい とてもとても温かい
生まれてきてくれて 本当にありがとう
本音言っていいなら ずっといてほしいけど
どこにいてもいつでも
俺はキミの父ちゃんだ

出典: ふしぎなふしぎな生き物/作詞:岡崎体育 作曲:岡崎体育

ある日自分の目の前に現れた、ふしぎなふしぎな生き物。

いつしかその生き物は、自分にとって何よりも大事な、かけがえのない存在となっていました。

種族も違う、言葉も違う。血のつながりも一切ない2人。

けれど共に過ごした長い長い年月が、2人をいつしか親子にしていったのです。

親とその親から生まれた存在だけが、親子ではありません。

子どもを産んだから、生き物は親になるのではありません。

子どもを育てること。それを通して初めて、生き物は少しずつ親になっていくのです。

親がいなければ子どもは生きていけない、というのはよく言われる話です。

ですが一方で子どもがいなければ、生き物は親になることができないのです。

だからこそ多くの親は子どもの誕生を、何年経ってもお祝いするのでしょう。

生まれてきてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。

私を親にしてくれて、本当にありがとう、と。

不思議な生き物が与えてくれた、不思議な気持ち

ふしぎなふしぎな生き物は、ふしぎなことをしてばかり