家入レオ【未完成】歌詞の意味を徹底解説！過去を捨てたいのはなぜ？君の幸せを願う本音を解き明かす！

ここでタイトルでもある「未完成」というフレーズが出てきます。

主人公は自分を未完成な存在、つまり何かが欠けている存在であると感じています。

完璧でない自分を恥じ、悩み、どこにいけばいいかわからない状態に陥っているのです。

未完成が故に”君”への気持ちをうまくコントロールできず、苦しんでいます。

悩みに悩んで、生まれたことすら悔やむ主人公。

この苦しみから救われないのなら、いっそのこと生んでほしくなかったとこの世界を恨んでさえいます。

主人公にとってこの恋愛は相当苦しいものであることがうかがえるフレーズです。

”君”がこの恋から逃れられるのであれば、自分を否定しても構わないという主人公。

自分を否定されるという行為はとても辛いもの。

それでもいいから僕との恋愛を止めて、逃げて欲しいというのです。

このまま一緒に居れば”君”も壊れてしまう。

だからこそ早く離れて欲しいのです。

これまでの歌詞から、”僕”はすでに壊れかけている様子。

せめて”君”だけは救いたいと思っているのでしょう。

きっと”君”も”僕”のことを深く愛しています。

だからこそ、振り返らずに前に進んでほしいと言っているのです。

”君”に幸せになって欲しいという切実な願いが感じられます。

曲中でも特に印象の強いフレーズ。

この表現から、主人公は自分をかなり卑下している人物であることがわかります。

”君”を逃がしたあとの自分のことは考えず、ただひたすらに”君”が幸せになることを望んでいます。