馬鹿、欲深、したたか。この3つの言葉が同居する女性はいかにも浮気に溺れていることが伝わってきます。
他に相手がいることを知りながらその男性を愛することが馬鹿。奪いたい、独り占めと願ってしまう心が欲深。それらを認識しながらも関係性を崩さないように維持しているところがしたたかでしょうか。
解釈してみると本当に小悪魔的な女性ですが、どこか憎めないところが平井堅の歌詞の魔法ですね。一生懸命に愛したいと叫び続けている姿が可愛いのかもしれません。
浮気する女性の本音をぶつけたサビの叫び
チクショー ! 会いたい !
出典: ソレデモシタイ/作詞:Ken Hirai 作曲:Divine Brown,Aileen De La Cruz,Adam Royce
ボディソープを使ってくれない、彼女と別れてくれない、遊び相手のまま…。色々な悶々とした悩みも全てはじけて一つの叫びに集約されるのが「ソレデモシタイ」のすごい所です。
「チクショー」という言葉には不本意で、非合理的なのに自分ではどうしようもない気持ちが表れています。
ファンからは「平井堅はどうしてこんなに女心を理解しているのだろう…」という疑問の声があがるほど、浮気している女性の心に沿った歌詞として評価されています。
平井堅の魅力はギャップだと気付かせてくれる「ソレデモシタイ」
一つ前のシングルは最高にカッコいい
安室奈美恵とのコラボ曲として登場した「グロテスク」は、最高にカッコいいとファンから絶賛されました。
モノクロで統一された世界で歌う平井堅と安室奈美恵の大人っぽい姿が印象的なMVも良いですね。
平井堅のクールな横顔、決め顔が多く登場するMVにほれぼれしていたリスナー。
そして次に登場するのが、インド映画風の「ソレデモシタイ」だったのですから、ギャップに驚きますよね。
これほどの幅を持ったラインナップを歌い上げられる平井堅のセンスに脱帽です。
歌詞は浮気のつらみ、映像はハッピーなインド映画
「ソレデモシタイ」の歌詞は考察した通り、浮気に悩みに悩む女心を描く歌詞です。その歌詞にあわせた動画が全く印象の違うインド映画テイストという所が、平井堅のギャップを感じさせます。
平井堅はもともと「ギャグっぽいもの」や「ダサイもの」をあえて好む傾向がありますが、これほどに振り切った楽曲をシングルで発表したところに度胸を感じます。
「ソレデモシタイ」で悶々とした恋の悩みを発散
浮気でも片思いでも、悶々とした恋の悩みがある方は「ソレデモシタイ」を聴いてスッキリしましょう。
MVが笑えるという所も相まって、カラオケで思いっきり「チクショー!」と叫ぶと今の恋などどうでもよくなれます。
ぐるぐると悩んでいる女性におすすめしたい一曲です。
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