ONE 読 ROCK その2 『69』

ONE OK ROCK「69」の歌詞の意味を紐解くの画像

歌ではない言葉の羅列による叫び。

ロックと読みます

この曲はアルバム

『人生×僕=』

に収録されていて、

ライブでもよく披露される名曲です。

ファンの方はご存じと思われますが、

この曲は歌ではなく、

ボーカルTakaの語りがメインの特殊な曲です。早速歌詞を読んでいきましょう。

ぜひONE 読あれ。

その1~ロックと時代~

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歌詞その1

このあまりにも短すぎる人生の中で
何かを変える事は
そんな簡単なことじゃないけど
でもこの時代に生まれる事が
出来たからこそ
何かをぶっ壊す必要があって
新しい何かを築いて
その何かを今度は誰かが
またぶっ壊して
前に進んで行く必要がある気がする

出典: 69/作詞:Taka 作曲:Taka

考察その1

少し話が脱線しますが、

キミシダイ列車という名曲 (フィギュアスケートの羽生選手が勝負曲として挙げています)

がありまして、

ライブでの曲中でも

『人生は短い』

と話していますし、

今回のニューアルバム

Ambitions

でのインタビューなどでも

バンドとしての終わりがある

ことを意識しているがゆえに、

今を全力で生きている旨の話をよく聞きます。

バンド哲学でもあり、

時代の変遷を感じます。

この 69 でも 同じように

何かをぶっ壊し

何かをぶっ壊されることで

前に進める

と語っているように、

受け継がれ、

受け継いでいく者の責任を感じます。

 

それでは 語詞の続きを。

その2~時代に携わるもの~

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歌詞その2

※和訳はGoogle翻訳をもとに
筆者が編集しています。

基本直訳ですと
かなりほど遠い言葉になってしまうのが現状ですので、

ボーカルのTakaが

この和訳を読んだ時に

しっくりきそうな

台本

の感覚で翻訳しています。

You can't take your time,


Can't waste a minute


So here's another Wo Wo


I'm gonna take what I can


And then give it!


Then I'm gonna


Please you please me


Please you please me


That's the 69

出典: 69/作詞:Taka 作曲:Taka

和訳 ()内は歌詞にはないが 意味合い的に必要ではないかな、 と筆者が加えた言葉です。

 

(思うほど君に)時間はないよ

あと3分しかない

(そんなことをしてる間にも)

もう(次が)ここまで来てるぞ

(まだ)バトンは渡したくないよ。

僕が持っていって

そしてそれから僕が

みんなにも、自分にも

みんなにも、自分にも

 

(思うほど君に)時間はないよ

時間を無駄にはできないよ

(そんなことをしてる間にも)

もう(次が)ここまで来てるぞ

ただ、

限界までやり切るまで(バトンを)持ってって、

それから渡したいんだ!

それを(僕が)楽しませる

みんなを、僕を

みんなを、僕を

それがロックさ

考察その2

和訳は全体像の雰囲気や

リズム感を重視して、

筆者が編集しています。

時代はいつか終わって、

引き渡す時は必ず来るけど、

限界まで走り続けて

みんなと自分を楽しませる。

それがロックなんだ。

と感じます。

Please you. Please me

みんなと自分を楽しませてあげる

とまとめて訳されていたものが多いですが、

リズム感を重視して

このように訳してみました。

それでは歌詞の続きを。

その3~ONE OK ROCKを、ロックを愛する人たちへの思い~

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