コブクロとは?

「今、咲き誇る花たちよ/コブクロ」の背中を押す歌詞とは?ワンカットMVも!NHKソチ五輪テーマ曲♪の画像

言わずと知れた日本を代表する、黒田俊介さん(写真左)と小渕健太郎さん(写真右)によるデュオです。

元々はセールスマンだった小渕さんと、ストリートミュージシャンの黒田さん。

二人は大阪でそれぞれ別で音楽活動をしていましたが、商店街で出会ったことがきっかけで仲良くなりました。

小渕さんが黒田さんに曲を提供すると、ギターがまだ得意ではなかった黒田さんのために小渕さんがギターとコーラスで黒田さんをサポート。商店街でしばらく披露し続け、彼らの音楽のために毎回2、300人が集まったそうです。

そして、黒田さんの方から一緒に組むことを提案しました。

お互いの才能が2人で一緒になることで相乗効果を発揮したのでしょうね。

ちなみに、ユニット名は小渕さんの「コブ」と黒田さんの「クロ」が合体したものです。

ソチ五輪のテーマソング「今、咲き誇る花たちよ」

「今、咲き誇る花たちよ/コブクロ」の背中を押す歌詞とは?ワンカットMVも!NHKソチ五輪テーマ曲♪の画像

2014年ソチ冬季オリンピック・パラリンピックのテーマ曲として書き下ろされた「今、咲き誇る花たちよ」。

小渕さんによる作詞作曲です。

オリンピック・パラリンピック開催中にはこの曲が必ずと言っていいほど流れたので、多くの人がどこかで耳にしたことがあるはずです。

金メダルに向かう姿を描いた曲

小渕さんは今までの数あるオリンピックのダイジェスト映像を見てイメージを作り上げ、この曲を完成させました。

五輪選手がチャレンジする様に、自分たちもチャレンジしなくてはいけないと思い、今までのコブクロにはない曲の雰囲気を作り出そうと考えたそうです。

また、8分の6拍子のテンポがダイナミックでスピード感ある冬季五輪に合っていると感じて曲作りに反映させました。

冬季五輪はスケートやスキー競技のように、夏季五輪とは違ったスピード感があります。

また、競技の華やかさと、選手たちが全力で花咲かせる姿。そして、日本中の応援。世界を舞台に戦う人への思いを乗せて作り出された一曲です。

歌詞の内容

それでは、五輪の選手達を勇気付けた歌詞を見ていくことにしましょう!

世界に芽吹く美しい存在

微笑みを絶やさない 太陽に照らされて
僕等を包む日々は 輝き続ける
春がくれる光で この星は生まれ変わり
果て無き大地に 愛が芽吹く様に

出典: 今、咲き誇る花たちよ/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

いつでも照らし続けてくれる太陽のもとで、私たちは生きています。

春の穏やかな光が土の中から出てくる芽を大きく育てます。

それは何千年も変わらず、当然のように果てず繰り返しています。

同じ種はない

一人に一つずつ 未来の種
どんな風にも負けない 強さと優しさで根を張れ

出典: 今、咲き誇る花たちよ/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

種にはそれぞれ個性があって、どれ一つ同じものはありません。

同じような花が咲いても、色や葉っぱのつき方など、どこかが必ず違っています。

人間も同様で、全く同じ個性を持つ人というのは存在しません。

自分らしさを備えた強風に吹かれても倒れないような強さと、思いやりを持った根を張って、様々な困難を乗り越えていく力を育てると、やがては美しく凛と咲く花になるのです。

飛躍する最高の花々