本格的メッセージソング

関西出身の5人組アイドルグループ「たこやきレインボー」のメジャーデビュー3枚目のシングルがこの「RAINBOW~私は私やねんから~」です。

たこやきレインボーメンバーのプロフィールなどは、こちらをチェックしてみてくださいね。

関西出身の女性アイドルグループ「たこやきレインボー」を知らない人でもこれを読めば大丈夫。

この曲は2017年5月10日に発売されました。 たこやきレインボーらしい楽曲で、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)寄りの楽しい曲です。

しかしその歌詞をよく読んでみると、実はメッセージ性の強い歌でもあります。

ビデオに込められたメッセージ

この曲はサブタイトルの「私は私やねんから」もわかるように、ありったけの「自分賛歌」です。

でも同時にまわりも認める「他人賛歌」(そんな言葉があるのかはわかりませんが…)です。

10代のころに「自分は本当にこれでいいの?」という疑問を持つことはよくあると思います。

それに10代の女の子グループである"たこ虹ちゃん"が「それでええやん」と答えている等身大のメッセージソングと言えます。

英語で言ったら…

ビデオの内容を詳しく見る前に、歌詞のある部分をチェックしておきたいと思います。

色んな色々 あってもええやん
それ!それ!それ!それ!
英語で言ったらダイバーシティ
それ!それ!それ!それ!
みんな違ってみんなええやん

出典: RAINBOW~私は私やねんから~/作詞:前山田健一 作曲:前山田健一

ダイバーシティ(diversity)という単語は最近よく耳にしますが、日本語では「多様性」といった訳があてられることが多いですね。

まさにみんな一人一人が考え方や価値観が違っていてもそれでいいということです。

そしてまわりに無理に合わせる必要はないということも伝えてくれます。

ビデオにおける多様性

この曲のメッセージ性はミュージックビデオを見るとさらによくわかります。

この「RAINBOW~私は私やねんから~」のミュージックビデオではワンカット風にストーリーが展開していきます。

その中でメンバーがそれぞれ何らかの役割を演じています

まず清井咲希さんはアニメなどの2次元に夢中になっている女の子という設定です。

堀くるみさんは本当は歌手になりたいけれど、勉強に追われている女の子

根岸可蓮さんは自分の好きなファッションがあるのに、まわりに合わせてしまう女の子

そして春名真依さんと彩木咲良さんは、お互い大切に思う先輩と後輩なのですが、先輩が男の子に人気が出てしまって二人の関係がぎくしゃくするという設定です。

"まいさん"と"さくらさん"の設定が一番むずかしいかもしれませんね。 見ている方もどこまで考えていいのか悩みます。

RAINBOWの意味とは

そんな悩む5人のもとに救世主がやってきます