Eve最新アルバム「文化」に収録されている「あの娘シークレット」
Eve4枚目のアルバム「文化」
「あの娘シークレット」が収録されているのは、Eve4枚目のアルバム「文化」です。
リリースされたのは2017年12月13日、初回限定盤と通常盤の2形態で発売しています。
初回限定盤にはDVDが付いており、「ナンセンス文学」・「あの娘シークレット」・「ドラマツルギー」・「お気に召すまま」のMVが収録されています。
今作でEveのアルバムは4枚目、歌い手としてボカロ曲を歌う活動もしていますが、こうしてオリジナル曲を作る活動も積極的に行っています。
「文化」のオススメポイントは、Eveが作詞作曲を手がけている曲ばかりが収録されているところ。
前作のアルバムまでは、ボカロPなどに書き下ろしてもらった曲や、ボカロカバーなどが多かったのですが、今作はオールEveプロデュース。
Eveが持つ世界観を詰め込んでいるため、統一感があり、Eveの表現したいものとは何なのかがわかるアルバムとなっているのです。
特典とイベントも盛り沢山!
アルバムはどこで購入するかで特典が変わる仕様となっています。
- ヴィレッジヴァンガード 「あの娘シークレット」アナザージャケット・くまたろうキーホルダー
- アニメイト 「ナンセンス文学」缶バッチ・おまけカバーCD(「ナンセンス文学 アコースティックver.」・「ルミナ アレンジver.」)
- TSUTAYA 「お気に召すまま」缶バッチ
- タワーレコード 「ドラマツルギー」缶バッチ
- Amazon 初回限定盤アルバムジャケットver. 缶バッチ
- HMV 「あの娘シークレット」缶バッチ
- 応援店 通常盤アルバムジャケットver. ポストカード
すでに特典が終わっているところもありますが、種類が豊富でどれにしようか悩んでしまいますね。
缶バッチが多い印象ですが、曲によって雰囲気が変わるので、コンプリートしたくなる特典ばかり。
また、アルバムリリースを記念してライブを開催することも発表しています。
開催日は2018年3月23日、場所は新宿ReNY、タイトルは『お茶会』です。
ストーリーが気になるMVをチェック!
恋するあの娘に近づきたい

「あの娘シークレット」のMVでは、思いを寄せる女の子に近づきたい男の子が主人公です。
一番始めに出てくるクマはくまたろうという名前のキャラクターで、女の子がキーホルダーを集めているキャラです。
女の子と出会い、くまたろうのキーホルダーを付けていることを知った主人公は、くまたろうを手に入れるべくガチャガチャを回しています。
くまたろうはこのMVのキーになる存在で、女の子になかなか近づけない主人公を励ましたり、家から連れ出してなぐさめたりしています。
もちろん実在している訳ではないので、男の子の中の妄想なのでしょう。
いざ女の子と知り合いになったかと思えば、女の子の好きな人を知り、恋のキューピットになるはめに。
なんでこんなことを思っていたり、もうダメかとがんじがらめになる男の子をよそに、女の子は河川敷からくまたろうのキーホルダーを川へ捨ててしまいます。
恐らくですが、浮かない表情をしているので、意中の人にフラレてしまったか、好きな人を知ってしまったのでしょう。
主人公はMVのラストでびしょ濡れになりながら、くまたろうを救出に向かいます。
ラストには主人公の洋服が干されたシーンで終わるのですが、続きが気になってしまうMVですね・・・。
曲の続編があれば期待したいところです。
歌詞はこちらをチェック!
MVと沿った歌詞
思い出したって出したってきっと
僕の事なんてどこにもいないよ
あの娘 シークレットシークレット内情
届かないなんて 落ち込んで解消
話したいんだってたいんだってずっと
くだらないような他愛無い話を
でも話したら話したできっと
この心臓がもうもたないよ
帰り道の途中で 君と出会ってしまった
これは偶然なんかじゃない 向かうのさ
出典: あの娘シークレット/作詞:Eve 作曲:Eve
「あの娘シークレット」の歌詞は、MVと同じ世界感で書かれているので、MVと合わせて見るとわかりやすい歌詞となっています。
思いを寄せる女の子と話したくて、どうでもいいような話がしたくて、でもきっと話したら心臓が持たなくなってしまう。
まだ女の子に対する思いを恋だと認識していないのかもしれませんね。
そして、帰る途中に、女の子と出会ってしまうのです。
わからないないないや 心がステップして
この想いよ今 届いてくれよって
何やったって ダメなんだって 味方して
君がいないないないと 不安になって
何も手につかなくなってしまう
柄にもないこと言うなよ
泡になってはじけるの
出典: あの娘シークレット/作詞:Eve 作曲:Eve
君といると心がはずんで、この気持ちが伝わってくれたらいいのにと思ってしまう。
その度にダメだって自覚しては、落ち込んでしまう。
その次の歌詞は、女の子に対する心情でも通用しますが、くまたろうに対する思いでも解釈することができます。
MVでくまたろうは主人公を手助けしていて、言わば助っ人的な存在です。
そんな存在が近くにいないと心細くなってしまう、という風にもとらえられます。