miwaのシングル「オトシモノ」の歌詞を検索！作詞に込める思いとは？

「オトシモノ」はmiwaの4枚目となるシングルで、2010年12月にリリースされました。

「オトシモノ」やデビュー曲「don't cry anymore」 のピアノバージョンなど全3曲を収録。初回生産限定盤には「オトシモノ」のMVがが収録されたDVDが付いています。

オリコンチャートでは週間14位を記録し、日本レコード協会のゴールド認定を受けています。

また「オトシモノ」は初のオリジナルアルバム「guitarissimo」（2011年4月発売）にも収録されています。

「オトシモノ」は2010年10月クールのTBS系ドラマ「獣医ドリトル」の主題歌として起用されました。

人気漫画を原作とするこのドラマで、口が汚い上に金と飼い主に厳しい一方で、動物たちの命に本気で向き合う主役の獣医「ドリトル」こと鳥取健一を小栗旬さんが演じました。またヒロイン役は井上真央さんが務めました。

声を上げることができない動物たちが抱える問題に寄り添い、その原因ともされる飼い主のメンタルを浮き彫りにしながら解決に導くという、ちょっとクセのある獣医を小栗さんが熱演して大好評となったドラマです。

また失くしたものの大切さが描かれた主題歌「オトシモノ」も、その世界観とマッチして大きな話題になりました。

miwaは1990年生まれのシンガーソングライターです。父親の影響で幼少期から多様な音楽に触れて育った彼女は15歳から曲作りをしていたといいます。

高校在学時から始めたライブ活動が、やがて業界関係者の目にとまり、2010年に「don't cry anymore」でメジャーデビューを果たしました。当時女子大生だった彼女のフレッシュな魅力は大きな話題となりました。

華奢な体で力強くギターを弾きながら歌う姿はとにかくキュートですよね。

高めのトーンで伸びやかに広がるその歌声は耳に心地よく、親しみやすいメロディも印象的です。

またほぼ全楽曲の作詞・作曲を手がけるmiwaの曲には、誰もが共感しやすい内容が多いのも魅力。

巧みな言葉のセンスにも秀でていて、彼女ならではの視点で綴られたメッセージの数々は、いつも人々の心を掴んでやみません。

「オトシモノ」は元からあった曲を、ドラマ「獣医ドリトル」の台本を読んだmiwaが新たにインスピレーションを得て手を加えた半書き下ろしのような作品だとか。

ドラマの中で描かれる大切な何かを忘れかけた人間の哀しさや命を諦めたくない想いと、この曲で歌われる失くしたものの大切さを取り戻したい気持ちとがリンクしているようです。

では歌詞をご紹介しながら意味を考えてみましょう。この歌の中では男性目線・女性目線という両側からの視点で、男女のすれ違いが描かれているのが特徴的なので、そこに注目してみたいと思います。

君が落とした大切なオトシモノに気付かずに過ごしていた僕。ようやく気付いた時には、このままでは風に吹かれてオトシモノが遠くまで飛んでいってしまうと焦ります。

もう間に合わないと諦めムードの彼女ですが、彼は何とか追いかけて取り戻したいんだと必死なんですね。

彼女が失くしてしまった大切なものを、星屑を集めてでも輝かせてみせるという彼の強い想いが伝わります。

オトシモノとは何を指しているのでしょうか。