【たいせつな】について
2021年7月に配信リリースされたナオト・インティライミの【たいせつな】。
フジテレビ系「ライオンのグータッチ」の主題歌として起用されています。
何かを必死で頑張る人に向けて書かれた【たいせつな】は、究極のメッセージソングとなっています。
結果だけが全てではなく、その頑張る過程にも価値があると伝えてくれる曲。
そんな魅力あふれるナオト・インティライミの【たいせつな】。
気になる歌詞について徹底的にみていきましょう。
【たいせつな】の歌詞に迫る
冒頭のフレーズは
「勝っても負けても できてもできなくっても
それより 大切なことがあるの
出典: たいせつな/作詞:ナオト•インティライミ 作曲:ナオト•インティライミ
【たいせつな】はメッセージソングです。
このフレーズは【たいせつな】の始まりの部分であり、最後にも出てきます。
伝えたいことは、最も大切なことは何かということ。
「勝ち負けにこだわる」ということも一般的には大事なことでしょう。
結果によって自分自身の気持ちが変化するということも否めません。
しかし、この部分では勝ち負け以上に大切なものがあるといっていますね。
それは一体なんなのでしょうか。
何かの勝負に向けて一生懸命頑張ることが大切だということです。
そして、その時に経験したことはかけがえのないものだということを伝えていますね。
このフレーズは一番最後にも出てくるわけですが、それだけ強く伝えたいフレーズだということがわかります。
聞きたくない理由は?
「よくがんばったね」優しい声
聞こえない振りして 背中で聞いてた
出典: たいせつな/作詞:ナオト•インティライミ 作曲:ナオト•インティライミ
思うような結果が出せず落ち込んでいる人に対して、周囲がかけた言葉です。
これまでの頑張りを見ていたくれた友人や家族、恋人などあらゆる人物が想定されますね。
【たいせつな】が起用されている「ライオンのグータッチ」という番組は、子供たちが夢に向かって挑戦していくものです。
幼いときは、まだ挫折を知りません。
その分、結果が出せなかった時のショックというのは大きなものでしょう。
たとえ、誰かに励まされたとしても、悔しくて認めたくないことがいっぱいあるでしょう。
負けを認められない時期でもあります。
優しくされればされるほど悲しくなってしまうこともあるでしょう。
誰かに励ましてほしいけど、悔しい気持ちもある。
ここでは、自分の気持ちとは裏腹な気持ちを表していることがわかります。
決意したことは?
返す言葉もないし 答えたら泣きそうだし
だから 誓ったんだ
出典: たいせつな/作詞:ナオト•インティライミ 作曲:ナオト•インティライミ
何を決意したのでしょう?
負けたという結果だとしてもその過程が大切だというように感じることです。
この前のフレーズでは、頑張ったねと声をかけてもらいました。
"頑張った"というフレーズは、自分が思うような結果を残せなかったときは刃のようにもなります。
やはり「結果を出せなかった」ということは苦しいもの。
しかし、勝ち負けにこだわることが大事ではないのです。
それよりも大切なことがあると思うように決めたのですね。
いつも見てきたこと
あなたのその背中 ずっとずっとそばで
ずっとずっとそばで いつも見てきたから
出典: たいせつな/作詞:ナオト•インティライミ 作曲:ナオト•インティライミ
これは頑張ってきた主人公について周囲の人が感じていることですね。
励ましや慰めを感じさせるフレーズとなっています。
このフレーズは、辛さを感じている時には苦しく感じるかもしれません。
しかし、「ずっと見ている」と応援してくれる人がいるということは有難いですね。
自分が頑張っているということを、周りが認めてくれているということがわかります。
周囲にみてもらえてるとわかれば、モチベーションを保つこともできるかもしれませんね。