旅に出るために荷物を作るとき、一番迷うのが「どの洋服を持っていくか?」ですね。
しわになりにくい素材のシャツをわざわざ買うのかどうしようかと、迷っているうちに迫る出発の日。
そのような場合にはこの歌詞を思い出してください。旅に持っていく洋服を判断する基準は「お気に入り」。
お気に入りの洋服で旅のテンションも上がります。
最近着るのを忘れていた、かつてのお気に入りの1着が出てくる…なんてこともあったりして。
少しお得な気分になって旅立ちへの期待も高まります。
そして足元はおそろいのスニーカー。僕は信じています、君も絶対にこれを履いてくるはず。
オシャレなパンプスやミュールより選んだのは活動的なスニーカー。
フットワークの良い足元で、僕と君は軽やかに夏に旅立つ準備をしていました。
僕と君に見えた「夏の名前」は?
この後は2人一緒に過ごした大切な時間を歌うサビの部分。
歌割りは【嵐5人全員】が気持ちを合わせて歌います。
覚えているのは水と光
夏の名前 かぞえた プールに立つ 波を見つめ
My Friend. Dear Friend. ふたりは肩よせて 決めた
うなずいた 君の横顔見つめ そっと指をかさねていく
My Friend. Dear Friend. すこしはにかむように キスをした
出典: 夏の名前/作詞:hamai・櫻井翔 作曲:原田勝通
心地よく描写された2人が過ごすプールサイト。ふと吹いた夏の風が作るさざ波が光ります。
友達から始まった2人の仲は夏になってより親密なものへと進化。
僕の隣には目を合わせることが怖くなって、真っ直ぐに前だけを向く君がいます。
急に距離が縮まったことに慣れない君が愛おしくて、君の手を力を込めずに握りました。
一緒に覚えているのは、プールの消毒薬の臭いとスピーカーから流れる少し前のヒット曲。
キスをした後に僕は君を思いきり抱き締めました。
夏に起こる沢山のことは、僕と君の心の中に同じ景色で残るはず。
夏という呼び方だけで今年の夏は収まりません。
プール・太陽・水のゆらめきそして2人の恋が、輝いたまま夏の中にいます。
今自分がいる場所は?
バスの行くアナウンス 流れてきた
もう一枚の切符 右手に残る
僕の名を呼ぶ声が 聞こえてきた
君の電話がつながって 小さな声がした
出典: 夏の名前/作詞:hamai・櫻井翔 作曲:原田勝通
悲しい場面の歌割りは?
もし自分がこのような経験をしたら…悲しみに耐える気持ちを抑えつつ歌う部分ですね。
まず歌割りをご紹介します。
「バス~」を【相葉君・大野君】が担当。
「僕~」を【櫻井君・二宮君・松本君】が歌っています。
あの時の約束と君からの電話
僕が今いる場所は長距離バスが出るターミナル。今日ここから2人でバスに乗る約束をしました。
優しいけれど慣れ切ったこの土地に少し倦んでいた僕。
2人でバスに乗ってここから遠い別の場所に行けば何かが変わると思っていました。
君と一緒にこの町を出れば描いていた幸せもつかめると思ったのです。
バスが出発するアナウンスが聞こえてきました。僕の手の中にある切符は2枚。
2枚の切符を見つめていたら、携帯に君からの着信がありました。
耳に当てれば、かろうじて聞き取れる「ごめんね、今日は行けない」の声。
僕の答えの後に一瞬の空白をあけて電話は切れました。
夏に下した僕の決断
目の前がまっくらになる でもたぶんもう戻れない
バスのステップ 足のせ 未来は行く
出典: 夏の名前/作詞:hamai・櫻井翔 作曲:原田勝通
歌割りにも意志がある?
自分で決めた行動に向かう意志のある声で歌う部分の歌割りをご紹介。
「目~」は【相葉君・大野君】。
「バス~」を【櫻井君・二宮君・松本君】が担当しています。