映画『ぼく明日』の主題歌
互いのことを心から想い合いながらも、抗えない運命によって離れ離れにならざるを得ない恋人たちを描いたこの映画は、多くの観客の涙を誘いました。
「ハッピーエンド」は、そんな『ぼく明日』の主人公の一人であり、小松菜奈が演じた少女・愛美をモチーフにしたものだといいます。
上記の背景を踏まえれば、別れ際に自分の気持ちを抑えて強がる少女の、あまりにも切ない心境が浮かび上がってきますよね。
1位 幸せ
最初から あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は 隠した想いが見つからないように
横から背中押すから もう少しここにいて
出典: 幸せ/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
『スーパースター』に収録された「幸せ」は、タイトルからは想像もできない切ない楽曲です。
心なしか、ボーカル・清水の声も泣いているかのように聞こえます。
好きになった人の幸せを願う、と文字にしてしまうと簡単な言葉ですが、実際にそれだけを願える人がどれだけいるでしょうか。
ほろりと呟く本音が切ない
私が聞きたかったのは
終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて
せめて今日のために切った髪に気付いて
似合ってるよって言ってほしかった
出典: 幸せ/作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏
「あなたの幸せしか願っていない」と繰り返す歌詞ですが、この部分にだけは、「私」の本心が綴られています。
ほんの少しだけでいいから自分の方を見てほしい、自分の話をしてほしい…そう思いつつも、「私」がこの願いを「あなた」に伝えることは決してないのでしょう。
きっと、好きだと伝えたら困らせてしまうことを分かっているから、自分の気持ちはひた隠しにしたまま、「私」は彼の隣に寄り添い続けるのです。
最後に
恋愛をテーマにしたback numberの曲の中から、特に切ない楽曲を10曲ご紹介しました。
誰もが一度は味わったことがあるような感情を、はっとするような言葉で切り取るback number。
その歌はこれからも、私たちの心を震わせ続けることでしよう。
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