目標は、大きければ大きいほどいいというわけではありません。

大きな目標が必ずしも人を大きく成長させるとは限らないのです。

どんなに小さな目標も、辿り着いた時に

「精一杯脇目も振らずにやったんだ」

という気持ちになれたなら、きっと人は大きく成長をするのでしょう。

そんな無邪気にがむしゃらに夢や目標を追いかけた日々が輝くものとなったとき…。

苦しかった日々や、諦めようとした瞬間も全て大切な時間となるのです。

邪念を振り払う勇気

「やっぱりやめておこう」

「自分には、むりむり」

あれこれと余計なガティブな考え(邪念)に甘えてしまうことがあります。

それを理由にして引き返す方が楽な道と考える時もあります。

邪念を振り払うということは、逃げ道を断ち切ること。引き返す道を断つことでもあるのです。

その勇気は君の心の中にあるのです。

なりふり構わず探してみよう!

どうやって勇気って心に芽生えるの?
地面蹴って転がって僕らもがいている

出典: 明日に架かる橋/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

誰の心の中にもある邪念を振り払う勇気の種。

それはもしかしたらまだ種すら存在していないかもしれません。

種が埋まっていても、芽吹いていないのかもしれません。

経験という名の勇気の種。

小さな成功と大きな失敗で流した汗と涙によって勇気が心に芽生え、余計な考え(邪念)を振り払う力となるのです。

くじけそうになっても、笑おう

月並みな言葉ですが、ここで伝えている事はきっと

「辛いことがあるって分かっていても、とにかく笑っていよう!」

こんなことなのではないでしょうか。

そう推察できる理由は歌詞中の「朝焼け」というワードにあります。

いよいよ「明日に架かる橋」の上から見えるものは何か、が少しずつ見えてきます。

今日が涙に濡れるとしても

笑っちゃいな
明日に架かる橋の上に立ち
朝焼けを眺めて

出典: 明日に架かる橋/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

古くから言われている日本のことわざには「朝焼けは雨、夕焼けは晴れ」ということわざがあります。

朝焼けは雨の前兆ととらえられているのです。

その雨は歩を進めるのも困難なくらいにの雨かもしれません。

もしくは心を潤してくれる、恵みの雨かもしれません。

今日どんな雨が自分に降り注ぐのだとしても、笑っていよう!

なぜならその雨の一滴一滴を大切に心に刻めば必ず糧となり生きる力となるのです。

今は見えなくて不安でも

星というものは、太古から旅をする者にとって道しるべとなるものとされてきました。

ここでの「星」は生きていく道しるべ。

明日への道しるべのようなものを指しているのではないでしょうか。

見えるか見えないかは僕ら次第

探しちゃいな
星はまだ虹の帯に隠れてるんだよ
僕らの目覚めを待っている

出典: 明日に架かる橋/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

自分がどんな生き方をしたいのか、明日(未来)へ導いてくれる道しるべ。

それは他人から与えられるものでも、最初からあるものでもないのです。

道しるべは毎日の中に隠れているのです。

昇ったり下ったり、走ったり歩いたり。

時には転んで泥だらけになって心が折れそうになる日もあるでしょう。

そんな日々を一日一日越えて行きながら、道しるべを探すのです。

心がきっと知らせてくれる