三浦大知のニューシングル『Antelope』とは?

『Antelope』はリリースシングルの表題曲

三浦大知【Antelope】歌詞の意味を解説!あなたとの関係性は?困難な時代に愛を伝える真意を紐解くの画像

三浦大知が2020年11月11日に発表したニューシングル『Antelope』

この楽曲は、三浦大知自身初のオンラインライブで初披露されました。

カップリングは先行配信されていた楽曲『Yours』『Not Today』です。

さらにBlu-ray、DVDにはMusic VideoとChoreo Videoを収録しています。

三浦大知の魅力がぎゅっと詰まったバリューム満点のニューシングルです。

この不安が渦巻く時代に、心が洗われるような曲がたくさん詰まっています。

タイトル『Antelope』の意味

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楽曲のタイトル『Antelope』とは、どのような意味なのでしょうか。

まず『Antelope』は『アンテロープ』と読みます。

直訳すると、アンテロープやレイヨウと呼ばれている動物のことです。

アンテロープはウシ科の動物で、約130種類あるウシ科の内の90種類ほどがアンテロープに含まれます。

しかし三浦大知の楽曲『Antelope』は、この動物とは異なる「アンテロープキャニオン」を指しています。

「アンテロープキャニオン」は、アメリカのアリゾナ州に位置している大きな渓谷のことです。

幅の狭い渓谷として有名な場所で、アメリカ南西部の中で最も写真が撮影されている場所としても有名です。

元々三浦大知はこのアンテロープキャニオンが好きだったようで、ライブグッズにもデザインしています。

『Antelope』は今伝えたい愛の歌

とにかく愛の歌を伝えたかった

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ここまででタイトルの『Antelope』とは、渓谷のことを指していることが分かりました。

細かく言うと、アメリカにある渓谷「アンテロープキャニオン」ですね。

では、この渓谷と本シングルはどう繋がっているのでしょうか。

それは、三浦大知が曲に込めたと大きな関わりがあります。

まずはタイトルとは大きく関係のある、本楽曲の作成するきっかけについて紹介していきます。

『Antelope』を制作していた当時、日本だけではなく世界的に困難な時代の真っ只中でした。

その状況の中、三浦大知は誹謗や中傷などネガティブな表現が目立つと感じていました。

そのような今だからこそ、愛を伝えたいと考えている人もいることを伝えたかったのが始まりだと言います。

渓谷と愛の関係性とは?

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ここまでで『Antelope』を作成したきっかけは、愛を伝えたいためであったということが分かりました。

では三浦大知は、アンテロープキャニオンと愛の間にどのような関係性を見出したのでしょうか。

まず、アンテロープキャニオンについて注目してみます。

アンテロープキャニオンは、長い年月をかけて雨や風で削れていった岩のことです。

この削れた岩に、私たちは魅力を感じるのです。

三浦大知は、これを人間の人生に当てはめて考えました。

人生にはたくさんの困難があり、その度に身や心が削られていきます。

そしてこの削れたものが愛となり、誰かの元に流れついたらなと思ったそうです。

これはすなわちアンテロープキャニオンと同じではないか、と思ったことからタイトルを決定しました。

三浦大知『Antelope』の歌詞を解説

何度でも伝えたい愛

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I Love You
伝えたくて
例え離れ離れ触れる事
叶わなくても
I Love You
何度だって
重ね合わせて

出典: Antelope/作詞:Daichi Miura 作曲:UTA・Daichi Miura

ここまで三浦大知のニューシングル『Antelope』とそのタイトルについて、紹介してきました。

ここからは『Antelope』の歌詞について、詳しく解説していきます。

まずは冒頭の歌詞からです。

ここでは、この楽曲の大きなテーマである愛について早速説明しています。

その愛が一度で伝わらなかったとしても、何度でも伝わるまで伝えたいという思いが乗せられています。

愛を大切に伝えていきたいという、三浦大知の気持ちが込められている一節です。

特に、この部分はアカペラで歌っています。

これだけでも、三浦さんの気合いと思いが感じられる一節となっていますね。

困難な日々が続く毎日