「BJ」は通算8枚目シングル「ワッハッハー」の収録曲!

ワッハッハー
関ジャニ∞
インフィニティ・レコーズ
販売価格 ¥921(2017年9月1日15時53分時点の価格)
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今回ご紹介する「BJ」という曲は、関ジャニ∞の8枚目シングル「ワッハッハー」の通常版のみに収録されています。

「BJ」は作詞/作曲と、HIKARI(石津 隆光)さんが手掛けています。

HIKARIさんはミュージシャンでもありますが、TOKIONEWSなどをはじめ、様々なアーティストにヒット曲を提供している有名な方です。

そんな「BJ」は、いつもの関ジャニ∞の曲とは少し様相を変え、ほんのり落ち着いたバラード曲として耳に響きます。

「BJ」は関ジャニ∞にとっては「特別な歌」「大好きな歌」であることメンバー自身の口から度々語っています。

「BJ」の歌詞を紐解く

それでは早速「BJ」の歌詞にスポットをあてて、聞き手に伝えたい歌詞の意味を紐解いていきましょう!

形のない思いを抱いて眠るよ

手にした物は少なくない
のに いつも何かが足りない
そうやって同じように 1年前にも思っていたっけ
風に吹かれて僕ら どこへ向かってるのかな
形のない思いを抱いて眠るよ

出典: https://twitter.com/kanjani_song/status/903400666139246592

タイトルの「BJ」は、BlowingJourney「風に吹かれる旅」という意味だそうです。

メンバーが作詞したものではありませんが、関ジャニ∞に置き換え考えてみると、ファンの間ではメンバーの内君のことを歌ったものとも言われています。

手にした物の数は年々増えていくのに、何かが足りない。

その足りないことが分からないまま、あてもなくどこかへ向かっている。

空虚な不足感を抱えたまま、今日も眠るという意味の一節です。

余計なスピードはいらない

余計なスピードはいらない
歌うようなペースで構わない
確かめていくんだ
僕と言う未来をこの足で
不似合いなストーリーを語らい
可能性にすがるのも違う
ドアを開けるのさ ただ自分の手で

出典: https://twitter.com/muma_yellow/status/846284730022555650

昨今は何かとスピードを求められる現代。

しかし、「BJ」ではそんなスピードに追い立てられる日々よりは、むしろ歌うようなペースで、余計なスピードはいらないと語っています。

自分の未来は、自分のペースで、しっかり確かめていくもの。

そして、一見素敵に思える他人のストーリー(人生)より、本当の意味で自分に合うストーリー(生きていく道)が大切であるとも言っています。

また、可能性にすがっていくのではなく、あくまでも自分の手と足で道を開いていこうとも歌っています。

その傷の全てが(Yes, 多分) 優しさに変わる

引き裂いた夢から溢れ出たのはどんな嘘だったろう (まだ掴めねど)
その傷の全てが(Yes, 多分) 優しさに変わる
告げよう(There's nothing to be wrong for you)あの頃の僕に

出典: https://twitter.com/exilekj8/status/901691399631847425

自分が夢見たものではないと、引き裂いてしまった(捨てた)夢。

しかしそこにはどんな嘘が詰まっていたのか、いまだ掴めていない、分からないと表現しています。

それに傷ついている自分の心。けれど、それは先で全て優しさに変わる。

There's nothing to be wrong for you=あなたにとって間違っていることはなかった。

過去の傷付き後悔している自分に、それで良いのだよと告げたい、と歌っています

この歌詞では、過去の自分と未来の自分が、錯綜している箇所と言えるでしょう。 

その時どんなに後悔し傷ついたことでも、後になって(大人になって)みると、それは必ずしも間違いではないのだと。

むしろその傷はかけがえのない「優しさ」に変わることもある、だから大丈夫だよと言うメッセージが伝わってきます。

風に吹かれて僕らどこにだって行けるさ

素晴らしい今日よさよなら
独りそっと呟けばかすかな光がほら繰り返す夜の向こうに
風に吹かれて僕らどこにだって行けるさ
形のない思いを明日に放つよ(There's nothing to be wrong for you)

出典: https://twitter.com/exilekj8/status/902816230641250305

たとえ素晴らしい1日が過ぎても、繰り返す夜(毎日)の先には必ず光(希望や良いこと)がある。

結局なるようになるし、どこにだっていけるしやっていける。チャレンジできる。

希望もチャンスも自分次第。

誰もが色んな思いを明日に向けて、生きていく。

あなたはそれで間違っていないし、心配することはない。傷ついても大丈夫だよ。

「BJ」は、聴者に向けてそんな大切なメッセージが込められているように感じます。

もしかして、生きていくことは「風に吹かれる旅」のようだと、この歌で比喩しているのかもしれませんね。