赤い公園とは
赤い公園は、高校の軽音楽部の先輩後輩で2010年に結成された4人組のガールズロックバンドです。
リスナーからだけでなくアーティストからも支持されるポップで斬新な音楽性が人気を集め、2012年にミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たします。
津野米咲(つの まいさ)
ギター・コーラス担当。バンドのリーダー。
藤本ひかり(ふじもと ひかり)
ベース担当。
歌川菜穂(うたがわ なお)
ドラムス・コーラス担当。
佐藤千明(さとう ちあき)
ボーカル・キーボード担当。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%84%E5%85%AC%E5%9C%92
アルバムとして「公園デビュー」「猛烈リトミック」「熱情ランドセル」「熱唱サマー」の4枚を発表しています。
残念ながら、佐藤千明は2017年8月31日にバンドを脱退していますので、「熱唱サマー」が4人での最後のアルバムです。
今後は、3人体制で活動を続けていくことが正式に発表されています。
メンバーが脱退するという出来事にめげずにがんばる彼女たちを、ファンは変わらずに応援していくでしょう。
「闇夜に提灯」について
まず、「闇夜に提灯」の収録シングルなど、基本情報について紹介します。
2017年2月発売のシングル
赤い公園の2017年2月発売のシングルが、今回紹介する「闇夜に提灯」です。和の雰囲気の耳なじみの良さと、ダンサブルなサビが盛り上がる痛快なライブチューンです。
ボーカルを担当した佐藤千秋はサビの「want you」の部分で、かけあいがやりたいと語っています。メンバーが「イカツイ曲」と語る通り、力強さを感じる曲です。
メタリックパープルなバイクにメンバーが乗っているジャケットも、「イカツイ」感じに仕上がっています。
この曲は剛力彩芽が主演のドラマ「レンタルの恋」の主題歌に使われました。このドラマを観ていて「闇夜に提灯」の魅力に気づいたという方も多いのではないでしょうか。
アルバム「熱唱サマー」に収録
「闇夜に提灯」は2017年8月発売のアルバム「熱唱サマー」にも収録されています。このアルバムは「闇夜に提灯」をはじめ、「恋と嘘」「journey」など名曲だらけです。
亀田誠治と蔦屋好位置という最高のプロデューサーを迎えて作られており、作詞・作曲を手がける津野米咲の才能が存分に発揮されています。
今まで以上にバラエティ豊かな内容となっており、赤い公園のさらなる可能性を感じさせる1枚です。このアルバムをより魅力的にしている木村豊によるアートワークも見逃せません。
初回限定盤に付属するDVDには、「闇夜に提灯」のPVも収録されています。この曲を聴いて赤い公園に興味を持った方は、このアルバムもぜひチェックしてみてください。
PVを紹介
カラフルなライトに照らされた暗い部屋で、赤い公園が激しい演奏を繰り広げるPVはインパクトがあります。
このライトはタイトルにもある「提灯」をイメージしているのでしょう。
迫力のあるイントロから疾走感のあるサビへとつながる流れは、観ていると自然に気持ちが盛り上がります。
サビの「大暗中」と「want you」で韻を踏むところに、独特な赤い公園ならではの高揚感を感じないでしょうか。
歌詞の意味を紐解く
次に、「闇夜に提灯」の気になる歌詞の意味を紐解いていきたいと思います。