時が止まることもなければ、逆行することもない。
その摂理に従って、ただただ変貌し続けていくのです。
人でさえも、留まることはできない。
ずっとこのままでいたいと思っても、時は関係の変化や別れを連れてきます。
”三角形の太陽”は、あり得ないことの例えでしょうか。
MVの女子高生の手にも、三角形が描かれていましたね。
2人の女子高生は、ずっとこのまま女子高生でいられないことも、こうして2人で過ごせる時間はわずかしかないことも知っています。
それでも、ずっとこのままでいたいという2人の絆の印なのでしょう。
でもそれはあり得ないことだと、”三角形の太陽”が暗喩しています。
光りの向こうには……
演じていただけのアダムとイブ
永遠の楽園に溢れ止まない空虚
始めよう日付のない物語
例えばこんなノイズで
高鳴る心臓 線対象の体温
曖昧な自由が僕らを置いて行っても
行く宛さえない 感情が覚えている
いつかの眼光
逆再生したハートと包み込む体温
渇いた呼吸で踏み切っていくそこで
目も眩むような光源の向こうには
微かな新世界
理想像と幻想の残像 蜃気楼
瞬間で消えたあの日の影
培養と連動 目覚める細胞
微かな新世界
出典: 新世界/作詞:シュンタロウ 作曲:シュンタロウ・タソコ
変わりゆくことは、失うものも多いし、痛みも伴います。
それでも、新しい希望も運んできます。
失われたものは、完全に消えてしまうわけではありません。
私たちの心に、その姿を留めています。
それはきっと、永遠に。
そうやって、大切なものは心に残して、この新世界で生きていくのです。
生まれ続ける”新世界”
この現代では、時の流れがまるで早くなっているのかと感じてしまうほどいろんなことが猛スピードで変わっていきます。
新しいものがどんどんもてはやされ、古きよきものが廃れていく、時にはそんな風に感じることもあるでしょう。
それでも自分の中で、何とか折り合いをつけて生きていかなければなりません。
毎日訪れる”新世界”。さあ、今日はどう泳ぎ切りましょうか。
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