走るんだ 描いていた あの未来へ
叶うかわからない夢だとしても
切り開け 僕らが今 信じるのは
あきらめず期待を胸に進むこと
出典: スタートライン/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン
疾走感溢れる伸び伸びとしたサビです。
遥か先の未来を見据えていることが、歌唱からも伝わってきますね。
ここで、夢が必ず叶うとは宣言しないところが現実味を帯びています。
「成功すること」が最も重要ではない印象ですね。
何か目標に向かって全力で取り組むこと。
これが何より大切なのではないでしょうか?
全力で頑張っていると人生そのものが充実し、自分自身の成長にもつながります。
何より「妥協無しに生きた」という実感は素晴らしいものです。
常に新鮮な気持ちで
Run... & Run this way
毎日がスタートライン
Night & Day 悩んだって
なりふり構わずにこの道を
出典: スタートライン/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン
新生活を応援する…という趣旨のはずですが、実は毎日スタートラインに立っていると歌っています。
どんな意味なのでしょうか?
上手くいかずに思い悩んだ昨日までからの脱却。
毎日新鮮な気持ちで取り組む。
常に全力で駆け抜ける。
こうしたメッセージが込められている気がします。
あらゆる人へ向けた応援ソング
「スタートライン」は幅広い年代に向けたメッセージが込められています。
小さな子供から大人まで、ベリーグッドマンが伝えたい思いを見てみましょう。
誰もがスタートラインを経験
生まれた瞬間「位置について、ヨーイドン!」
何より経験と信念が超貴重
あれよあれよという間に大人に
探せ、求め、描け、叫べ、動け
出典: スタートライン/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン
生まれたときから誰しもスタートラインを経験している。
生きていく過程で何を経験して学んできたのか。
そして、どんな信念を軸に生きて来たのか。
何も考えずに生きるのと、日々これらを意識して生きるのでは、結果が大きく変わるでしょう。
このフレーズからは一瞬一瞬を大切にすることが歌われている印象を受けます。
TVアニメ「新幹線変形ロボシンカリオン」の視聴者が子供であることも視野に入れての表現ではないでしょうか?
大人の彼らから、視聴者に向けて伝えたい事柄を歌詞に綴っているのだと思います。
未来のみを見よう
だけど I gotta go
周りからすりゃ これ戯言?
過去の栄光を語るな
お前の人生はまだまだここから
出典: スタートライン/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン
自分の中で筋が通ったことでも、他人には「絵空事」に感じてしまう…。
信念があるほどこのギャップを苦痛に感じるかもしれませんね。
でも、これはよくあることだと思います。
多くの人は「自分の経験という物差し」をあてて、他人の意見が正しいか判断してしまうものです。
経験していない事柄は、そもそも受け入れられないでしょう。
そして、自分の今に自信が無い人ほど自分の「武勇伝」を語りがち。
本当に活躍している人というのは、自分から語らなくても周囲が努力を認めてくれます。
いつまでも過去にすがっている時点で、目の前の未来を見ることを諦めているでしょう。
先ほどは子供に向けたメッセージでしたが、ここでは大人に向けて呼びかけている印象ですね。
進むうちに内面が変わる
何か問題にぶつかったとき、多くの場合自分の内面を成長させる必要があります。
でも、なかなかそれができないから悩むのも事実です。
この楽曲で「とにかく前進する」ことを促しているのは、自分自身が成長できる環境を作るためでしょう。
考えてダメなときは、何か行動してみることで突破口が開けるときが来ます。
映る世界の色が変わる
窓辺から見えるこの景色を
眺めてまた前を向く
見慣れていた 街並みさえ
もう、まるで世界が変わったように
色を取り戻したんだ
出典: スタートライン/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン