何でもないような声で愚図って
さあ何処にもいけないな

出典: パンダヒーロー/作詞:ハチ 作曲:ハチ

「パンダヒーロー」はハチ名義のアルバム「OFFICIAL ORANGE」の収録曲。

このアルバムが自主制作でリリースされたのが2010年11月なので、米津19のときですね。

ボーカルパートはVOCALOID(ボカロ)のGUMI。

たしかに「Lemon」と同じ人が作ったの?と驚くほど、音楽性の幅が広いことがわかります。

「パンダヒーロー」が好きな人のなかには、「Lemon」はイマイチという声があるかもしれません。

逆に「Lemon」がお気に入りの人は「パンダヒーロー」がピンとこない可能性もあるでしょう。

こうした賛否両論が米津の耳に届いているということ。

個人的には「TEENAGE RIOT」や「LOSER」路線が好みです。皆さんはいかがでしょうか。

いずれにしても遠くに来たもんだ……と感じますが、それでも「どこにも行けない」んですね。

むしろ音楽性の幅が広すぎて、絞りきれないという見方をしたほうがいいのかもしれません。

米津が目指す場所

逆に米津はどこへ行こうとしているのか?が気になります。

GコードやDコードを多用した変則的な曲も王道路線の曲も、もっと通好みの曲もアリ。

すべてを含め、たとえばスヌーピーみたいな万人に愛される存在になろうとしているのかも。

そうなっても米津は「どこにも行けない」と歌っているような気もします。

こうして自分のことのように米津を語る人が増えると、スヌーピーを超える存在になるのでは?

米津が会いたいあなた

TEENAGE RIOT」で米津は10代の頃の自分と会おうとしたのでしょう。

あるいは10代からリスペクトしている偉大なミュージシャンたちとの邂逅かもしれません。

「Lemon」後の今こそ、変な部分も含めた自分自身や音楽の初期衝動と向き合うということですね。

米津自身が本当に地獄の底から叫んでいるかのように、絞り出した「TEENAGE RIOT」。

その姿に魅せられた多くの人が、今を生きる喜びを実感したことでしょう。

この素敵なバースデイソングに出会えた今を永遠に♪

「Flamingo」の歌詞はこちらでチェック♪

米津玄師【TEENAGE RIOT】歌詞の意味を解説!誰しも覚えのある"10代の暴動"は再び燃えるの画像

感動的な「TEENAGE RIOT」と両A面になっているシングルが「Flamingo」。

ひと筋縄ではいかない通好みの名曲ということになるかもしれません。

歌詞も様々な解釈ができるでしょう。この曲で米津は何を主張しようとしているのでしょうか。

独自解釈をした記事を参考にして、米津愛を深めてくださいませ~♪

米津玄師「Flamingo」。彼の音楽はいつも独自の世界を持って私たちの心の核心に触れてきますが、この曲はどんな風に私たちの心を揺さぶるのでしょうか。深淵なるその世界に、足を踏み入れてみました。

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