ミニアルバム「七色の落書き」のリード曲
2018年に解散を発表したロックバンド、Aqua Timez。
今回はそんな彼らが初期の頃に発表した「シャボン玉Days」という曲を紹介します。
「シャボン玉Days」は、ミニアルバム「七色の落書き」の中に収録されている楽曲です。
「七色の落書き」のリード曲として収録されています。
作られたのはかなり前ですが、ファンの間で人気の高い歌なんですよ♪
大好きな人との別れを前向きに受け止めようとする切ない失恋ソングになっています。
でも、メロディーやサウンドはとっても弾けていて軽快なので、ドライブのBGMにもおすすめです。
「切ない別れをしたけど前を向きたい」という時は、特に聴いてもらいたい一曲といえます。
花びらが舞う美しいMVも必見!

「シャボン玉Days」のMVは、歌詞の世界観に沿った美しい映像になっています。
舞台は年季の入った古い学校。
学校の中にはAqua Timezのメンバーしかいません。
そして、その学校の教室でボーカルの太志さんが1人で歌っています。
時折切ない表情を見せながら歌う太志さん。
思わず見入ってしまう視聴者も多いのでは!?
1番のサビ前までは、太志さん1人のシーンが多いです。
ですが、そこから先は太志さん以外のメンバーの演奏姿もたくさん出てきます。
そして、MVの後半では学校の中に桜の花びらが舞い始めるのです。
歌詞で描かれている季節は春なので、このような演出なのでしょう。
そのまま曲は更に盛り上がりを見せ、桜の花びらが舞う中でMVは幕を閉じます。
歌詞の世界観にどっぷり浸ることができる映像作品になっているので要チェックですよ!
切ない失恋を描いた歌詞を徹底解説!
歌詞の世界観をチェックしたところで、次は具体的な歌詞の内容を解説していきます。
失恋ソングといっても、世の中にはさまざまなシチュエーションの失恋ソングがあります。
喧嘩別れの歌もあれば、自然消滅で別れた歌など、歌によって設定は異なりますよね。
この楽曲の場合は「お互いに好きだったけど泣く泣く別れた」という設定が垣間見れます。
しかも、歌詞の主人公は、相手に対して相当惚れ込んでいることも読み取れるんです。
そこまで想いを寄せていた人と別れることになった切ない歌詞を覗いてみましょう。
1番の歌詞
切ない描写が印象的な冒頭の歌詞
世界一大切な人を想いながら
桜色の道を一人で歩いた
世界一大切な人よ
I love you…bye bye
出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介
「桜色の道」といっていることから、季節は春であることが分かりますね。
そして、冒頭から相手への想いが溢れ出ています。
「世界一大切」なのに手放さなくてはいけなくなった。
そんな切ない気持ちを抱えながら、桜並木を1人で歩いている主人公。
想像しただけでなんだか泣けてきてしまいますね…!
大好きな人との思い出に浸る主人公
窓を開けたら吸い込まれたよ
いつもと違う明るさの中へ
春の夢が膨らんでゆく
まるでシャボン玉遊びのように
出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介
ここの部分では、爽やかで明るい春の様子が描かれています。
寒い冬を乗り越えて、外はもうすっかり春の空気。
主人公も春の明るい空気を吸い込みますが、いまいち気分は晴れません。
大好きな人との思い出(=春の夢)につい浸ってしまうのでしょう。
また、ここでタイトルにも含まれている「シャボン玉」という言葉が登場しますね。
この後も何回か「シャボン玉」という言葉が出てきます。
なので、きっと大好きな人との思い出に「シャボン玉」が深く関連しているのでしょう。
失恋直後のショックを乗り越えた主人公
弾ける度に また新しく生まれ変わり繰り返してく希望
不思議なことに いま僕は何も怖くない 君と離れていても
出典: シャボン玉Days/作詞:太志 作曲:太志・大介